第21期 棚田学校 第4回「タノクサ取り・昼食交流会

(2024.7.21)先月、きれいに草刈りした田んぼの畔には、また雑草が元気に伸びてきました。もちろん、それに負けないくらい田んぼの稲も水面を隠すほどに大きくなり、8月初旬の出穂が楽しみです。今回は「フレックス作業」ということで、朝早くからの作業も可能にしました。暑い日差しをさけ、涼しい時間帯に作業を行い、お昼はしっかり休憩!ということで、4月からこれまでの作業を振り返り、皆さんから一言、感想をいただきました。「春に植えた小さな稲がぐんと大きくなってびっくり!」「切れる鎌で草刈りすれば作業がはかどる」「用水清掃に参加して、田んぼに水が来るのは大変なことだと分かった」など、労を分かち合いました。昼食は環境学校にて笹寿司やくじら汁を堪能し、暑さと心地よい疲れが癒やされました。また、角間の棚田には第2展望台が増設されました。ぜひ夏の棚田にもお寄りください!

中ノ俣 角間用水清掃

(2024.6.23) 地元の方々と棚田学校の有志の皆さん、かみえちごスタッフの協働作業にて、用水の草刈り作業を行いました。あいにくの雨模様でしたが、用水を覆い隠すように繁茂した草を、刈払機や鎌で刈りながら、用水がつまらないように草をさらげていきました。用水の取水を止めて作業を始めたのですが、途中から強まった雨が用水に流れ込み、勢いよく流れていきました。途中、草が詰まっていたり泥がたまっていたりすると、そこで水がたまってしまい用水から溢れだしてしまうこともあります。また、その溢れた水が土手の土を洗い流して穴を開けてしまったり、用水を決壊させてしまうことも。用水の水管理や掃除をしていると、「水は田を潤す恵みでありながらも管理を怠ると危険要素にもなる」、ということを強く実感すると同時に、この大切な角間用水の歴史ももっと知りたいな、と感じました。

 

第21期 棚田学校 第3回「タノクサ取り・アゼクサ刈り」

(2024.6.16) 田植えからおよそ1ヶ月、稲も元気に伸びています。田んぼの中の雑草(タノクサ)も稲と競争するように顔を出していますが、それより勢いがいいのは畦の雑草(アゼクサ)です。タノクサは、稲の株周りを一株ずつ手でかき混ぜるようにしてガス抜きをしたり雑草を絡め取ったりします。アゼクサは鎌で刈り取りますが、効率よく疲れずに刈るには、「良く切れる鎌を使う」ことが大前提です。休憩がてら鎌研講習を行い、切れ具合を確かめながら作業を進めました。今年2年目の方々は、「鎌も上手く研げたし、今年はきれいに早く刈れました!」と、ステップアップを実感していました。午後からは電柵張りを行い、害獣対策もバッチリです。子ども達は、田んぼの生き物調査を行い、稲の他にもいろいろな動植物を育んでいる田んぼの環境に関心を持って遊び回っていました。

 

 

ろうきん森の学校「田植えボランティア」

(2024.5.25)今回の田植えには、新潟ろうきんおよび東京の労金連合会の方々にご参加いただきました。昨年と同じ、2枚の田んぼにコシヒカリを植えましたが、人数も多く、さらに何年か続けてご参加の方もいて、とても手際よく丁寧に植えていただきました。初めての方にとって、植えることよりも難しいのは「田んぼの中の移動」のようで、田んぼ長靴を履いていても「足が抜けない!」と身動きがとれなくなる人が多かったです。美味しいお米を育てるのも大事なのですが、棚田で耕作することで周辺の環境や景観が守られている、ということを理解するのも大切なことです。秋の収穫まで、季節により表情を変える棚田を楽しみながら、田の草と戦いながら(笑)、稲の生長を見守りたいと思います。

第21期 棚田学校 第2回「田植え・畦の草刈り」

(2024.5.19)ちょっと肌寒さを感じる日でしたが、時折青空ものぞく田植え日和となりました。10名以上の団体もおり、たくさんの人が集まった棚田はとても賑やかになりました。2年目以上の皆さんは、慣れた手つきでビビラで線を引き、スイスイ苗を植えていきます。今年初めてご参加の方々は、膝下まで埋まる田んぼに身動きがとれず、ビビラを持って歩くだけでも一苦労です。それでも1人1人の作業量に合わせた小さな田んぼには、整然と苗が並び、植え終わると達成感があります。ちょっとヒマを持て余した子ども達は「レンコン植え」を手伝いました。水を張った田んぼに穴を掘り、地域の方に分けていただいたレンコンを深く植えます。レンコンが浮いてこないように、深植えするのがポイントだとか。ちょこんと葉っぱが顔を出しているレンコンですが、夏には花を咲かせてくれるかな?お米以外のいろいろなお楽しみも、棚田の魅力ですね。

 

第21期 棚田学校 第1回「畦かち・畦塗り・堆肥まき」

(2024.4.16)

21年目の棚田学校は新規参加者4組を迎えて開校しました。今年は4月6日に、新規4組と2年目1組に事前説明会を行い、1年間の作業の流れを確認してから、4月16日に第1回を迎えました。爽やかな晴天の中、冬の間にネズミやヘビなどが畦に開けた穴を、かけやで叩いて塞ぐ「畦(あぜ)かち」や、畦を形作る「畦塗り」を行いました。昨秋に畔塗りと畔直しをした田んぼは比較的きれいで、「やっぱり、定期的な田んぼの手入れは大事なんだな」と実感しました。整った田んぼに堆肥撒きも行い、心地よい汗をかきました。

雪の棚田散策会

(2024.2.18)棚田学校に参加の皆さんと一般の方との合同で、雪の棚田を歩く散策会を実施しました。雪は少なめでしたが、山かんじきを履き、林を抜け、棚田をぐるっと一周するコースを巡りました。汗ばむほどの晴天に恵まれ、動物の痕跡を見つけたり、景色を眺めたりしながら楽しく歩くことができました。午後はちまき作りに挑戦です。ちまきはササを2枚使って作るのですが、1枚目のササをろうと状に巻くのが難しかったようです。2枚目のササでフタをして、最後にヒモをかけるのがもう一苦労!棚田のもち米をぎっちり詰めたちまきを一人5個作り上げました。手早く作業が進んだので、おまけでミニわら細工体験も追加し、棚田の景色と資源(米・ワラ)を存分に楽しんでいただきました。

第20期 棚田学校「畔ぬり(畔直し)と餅つき」

(2023.11.19)稲刈りもハサ解体も終わった田んぼはちょっと寂しい風景となってしまいましたが、今回は来春に備えて、低い畔を塗り直す作業を行いました。畔ぬり鍬(くわ)やスコップでカブツ(稲刈り後の株)を土ごと掘り起こし、畔にひっくり返して積んで、叩いてならします。田んぼにはまだ水があるので足元が悪く、なかなか作業は進まなかったのですが、畔を修繕した田んぼは、ちょっときれいになって喜んでいるように見えました。作業後はお楽しみの餅つきです。当団体で栽培している「アクデン」というもち米を杵と臼でつき上げて、おろしもち、きなこもち、ゆず味噌にていただきました。ゼンマイ入りのお雑煮も堪能し、ちょっと早いお正月気分を味わいました。

第20期 棚田学校「ハサはずしと側溝清掃」

(2023.10.29)籾すりも無事終わり、今年の収穫はまずまずでした。あの夏の暑さから考えれば、上出来!と、ほっと胸をなで下ろしています。美味しいお米に育ててくれた田んぼに感謝しながら、夏に組んだハサを壊して竹を立てかけ、田を潤した水が流れる側溝を掃除しました。側溝掃除では子ども達も大活躍です。側溝脇の草を刈ったり、刈った草を集めて運んだり、時折小雨が降る中、1時間半程度の作業を終えました。その後は、お楽しみの「新米会」です。新米をメインに、ご飯のお供を持ち寄り、秋の味覚きのこ汁を堪能しました。「刈り上げ祝い」ということで、多くの実りに感謝しながら、これまでの作業の苦労やこれからの抱負などを語り合いました。

ろうきん森の学校「稲刈りとハサかけ」

(2023.9.23)ろうきん森の学校として角間の棚田で米作りをして5年目になり、新潟ろうきんの有志のみなさんの中でも稲刈り経験者が増えてきました。いつものことながら深い田んぼに足を取られつつも、手際よく稲を刈っていきます。今回は「稲まるけ」も上手にできる人がいて、作業がはかどりました。そして大人数のいいところは、「稲運びリレー」ができること。田んぼとはさ場をつなぐあぜ道はぬかるんでいて滑りやすい坂なので、稲を抱えて(または背負って)何往復もするのは重労働です。はさ場まで1列にならび、稲束をどんどん手渡ししていくと、人は移動せずに稲だけがベルトコンベアーに乗ったかのように運ばれていきます。大人数のパワーと実りの秋を感じながら、ハサの前で記念撮影をしました。