新潟ろうきん定例活動⑧ 伐倒木処理とデッキ収納

今回は労金連合会の皆さんと新潟労金の皆さんが合同にて、市民の森で作業を行いました。継続的に整備しているネマガリタケの林を覆っているクリの大木を伐倒し、枝葉と幹の処理を行いました。細枝は平置きしてキノコの繁殖用に、太枝と幹はシイタケやナメコのホダ木として利用します。講師による「クリの大木・解体ショー」が一段落すると思わず拍手が沸き起こりました。伐倒した木を余すところなく使い分けることも、森を守るための重要な技術です。

木に登ってツルや枝を落とす
受口と追口を入れロープで引っ張る
見事、伐倒!
細枝を敷き詰めたキノコ畑

子どもたちにはキノコのコマ打ちやナメコの収穫のお手伝いをしてもらいました。もりもりデッキの解体と収納作業も無事に終わり、ご褒美は炭火でじっくり焼き上げたほくほくのヤキイモです。木々もすっかり葉を落とし、これから雪に覆われる市民の森ですが、整備した森の春の風景が待ち遠しいです。

キノコ(シイタケやナメコ)のコマ打ち作業
なめこの収穫。たくさん出ていました!
皆様ご協力ありがとうございました!

★↓番外編★

スキマ時間で木登りも!
お昼は古民家の囲炉裏で焼きおにぎりもできました★

ちょいワラ体験会⑧ 自由創作活動

今回は自主制作活動ということで、今までの作品の手直しや復習などを行いました。先月までの「ミニ米俵」は、パーツ作りまでは順調にできたのですが、もみ殻を詰めて格好の良い米俵の形に仕上げるのはちょっとコツが要ります。先に完成した人の作品をお手本にしながら、ていねいに根気よく組み上げていました。

また、釜敷き作りでは家で作ってきた作品を講師にチェックしてもらう人も。見事、「合格!」をいただいて、新たな作品作りにも熱が入っていました。ミニミゴボウキやコースターなど、それぞれ自分の技術と進度に合わせて楽しんでいました。

釜敷き作りチーム
 ミゴボウキとコースター作り
なわないにも熱が入ります

来月は、青ワラを使ったわらリースやしめ縄作りを行います。ぜひご参加下さい!

 

もりっちクラブ⑧ 草木染め他

今年度最後のもりっちクラブは、もりもりデッキの落ち葉かきからスタートしました。今年作った堆肥場もほぼ満杯になり「来年はカブトムシが来るかな?」と楽しみです。

その後は草木染めに挑戦しました。オニグルミ、クワ、サクラの落ち葉を集めて煮出した液で、エコバッグや手ぬぐいを染め上げます。布地の下処理やミョウバンの媒染液など、ちょっとした工夫も必要ですが、オニグルミはこげ茶色、クワは黄色、サクラの落ち葉は薄茶色に染まりました。「同じ緑の葉っぱなのに、何で違う色になるんだろう?」と子どもたちも不思議がっていました。輪ゴムでしばったところは白く染め抜かれるので、いろいろな模様ができておもしろかったです。

炭火でじっくり焼き上げたヤキイモはとろっと甘く、大好評でした。8回に渡りたくさんの活動に取り組んだもりっちの皆さんは、その時期・その場にある自然や資源を存分に楽しむことができたと思います。

★↓今年度も楽しく活動できました!ありがとうございます!★

新潟ろうきんシニア倶楽部 ミニミゴボウキ作り

ろうきん森の学校でご協力いただいている新潟ろうきんの方からお声かけをいただき、本店支部にてミニミゴボウキ作り体験会を行いました。ご参加いただいたのはシニア倶楽部の会員の方々です。ワラはあらかじめ切ったりそろえたりして準備しておきましたが、皆さんで好みの色のひもを選び、ワラにひもを結んだり巻いたりしながら、順序よく仕上げていきます。大勢でしたが、お隣同士教え合ったり、説明書を見ながら工夫したりと、手を動かし頭を悩ませながら作業を進めていました。中には「自分でもう一つ作ってみたいので、材料を分けて下さい!」という熱心な参加者も。できた作品を手に、「ワラに触れて形になって、とても楽しかったです!」とうれしいご感想をいただきました。

 

新潟ろうきん定例活動⑦ 新入職員研修

今回は新潟ろうきんさんの新入職員11名が中心となり、市民の森の笹林の整備ときのこ畑の草刈りなどを行いました。慣れない大鎌、手鎌に手こずりながらも、手際よく作業を終え、その後シイタケやナメコのホダ木を設置しているキノコ畑へ移動しました。毎年、少しずつホダ木を追加していますが、今年はナメコが豊作で大きな株がいくつも収穫できました。シイタケは4年目にして初めて顔を出してくれて、「菌を打った人に報告しよう!」と写真に収めていました。周囲にはナラタケ(ヤブタケ)もたくさん出ていて、新入職員は森での初めてのきのこ狩りを楽しみ、ろうきん森の学校のフィールドを体感できたことと思います。

現地研修を終え、午後には室内で研修会を行いました。「ろうきんはNPOに何をどのように支援するべきか」という大きなテーマを掲げ、新人なりの思いと熱意溢れる議論が展開されていました。逆に私たちNPO側は、「ボランティアの皆さんが活動の意義を感じながら気持ちよく、継続して参加して下さる場を提供すること」に徹することが大切だと感じました。

 

ちょいワラ体験会⑦ トウガラシ飾り作り

青ワラの活用・第2弾ということで、トウガラシつなぎの飾りを作りました。青ワラを4本使ってトウガラシを挟み込んでいくのですが、緩まず・きつすぎずという力加減と、きれいな編み目にするのがなかなか難しかったです。

普通は真っ直ぐに編み上げてつり下げるのですが、長く編んだトウガラシを丸くリース状に組み上げた飾りは、とても華やかに出来上がりました。青ワラの緑にトウガラシの赤が映えた上に、ヒマラヤスギや松ぼっくりなどを添えて、早くもクリスマス気分です。青ワラの縄をなってトウガラシを挟み込んだミニリースもかわいらしくできました。「台所に飾っておくと、キレイだし、お料理にも使えて便利!」と大好評でした。

 

もりっちクラブ⑦ きのこ狩り他

昨年はきのこは不作だったのですが、今年はあちこちに顔を出していて、もりっちメンバーは張り切ってきのこ狩りへ出かけました。ろうきん森の学校で整備したきのこ畑には、アオダモの倒木の周りにびっしりとナラタケが生えていて、座り込んできのこに手を伸ばして「採っても採っても採りきれない!」とうれしい悲鳴が上がっていました。

お昼には、昨年好評だった「クルミ味噌」を作りました。クルミを煎るのも、くるみ割り器で割るのも、子どもたちが頑張りました。そこから先は、大人も子どもも竹串一本でクルミと格闘しながら実を取り出し、美味しいクルミ味噌が完成しました。

久しぶりに糠釜で焚いたご飯にのせていただくと最高です!ナラタケたっぷりのきのこ汁もたくさんおかわりして、秋の景色と味覚で心もおなかもいっぱいの一日でした。

 

棚田学校⑥ 稲刈り

春から大切に育ててきた稲。いよいよ稲刈りです。良いお天気に恵まれ・・・と言いたいところですが、かなりの暑さで熱中症を警戒しながらの作業となりました。かなりハデに倒れている稲もありましたが、出来は上々です。一株一株、ていねいに刈り取りました。

刈った稲をハサまで運ぶのも一苦労です。でも、その重さの分だけ、実りが多いと思えば力もわいてきます!高く組み上がったハサに稲をかけて、黄金色のカーテンが出来上がりました。

↓オマケ★

ちょいと一休み。。。
眠そうなカエルを起こしてしまいました。

新潟ろうきん定例活動⑥ 稲刈り

今回の定例活動は春に田植えをしたコシヒカリの稲刈りです。新潟労金と労金連合会の皆さんによる合同開催となり、多くの方にご協力いただきました。なかなか水の抜けない田んぼに足を取られながら、また台風の影響ですっかり倒れてしまった稲に悪戦苦闘しながらも、着実に稲刈りを進めました。

一番大変な稲運びは、労金さんのチームワークを駆使して、バケツリレー方式で行いました。ハサ場まで続く長い人の列に次から次へと稲が手渡されて行き、あっという間にハサがけまで終わりました。

決して楽ではない作業ですが、声を掛け合ってモチベーションを上げながら作業を進める姿がすばらしいと思いました。棚田での稲作は単に米を得る手段だけではなく、土砂崩れを防ぐなどの治山効果もあります。小さな行動でも多くの人が続けて行うことで、大きな環境保全効果へとつながることを実感していただければと思います。