もりっちクラブ⑥ 竹でバウムクーヘン他

良いお天気に恵まれた9月、ちょいボラの草刈りも頑張ってくれた子どもたちは、秋の生き物探しに夢中でした。トンボやバッタもたくさんいるのですが、「池の生き物を捕まえたい!」という要望にお応えして、管理棟前の「ひし池」にて、水生生物を探しました。トンボのヤゴやゲンゴロウ、大きなオタマジャクシやアカハライモリの幼生もいました。静かな水面の下にこんなに多くの生き物が潜んでいることに、子どもも大人もちょっとびっくりしていました。

お楽しみクッキングは竹でバウムクーヘン作りです。火を熾して、竹の棒に生地を塗り、棒をくるくる素早く回して何回も重ねて焼いていきます。子どもたちよりも大人が夢中になり(笑)、暑さと格闘しながら厚みのあるバウムクーヘンを焼き上げました。竹の棒を抜いて輪切りにしてきれいな年輪模様が現れると、「わぁ~!」っと大歓声!ずっしりとボリュームのあるバウムクーヘンを頬張り、おやつタイムを楽しんでいました。

その他にもお楽しみいっぱいでした↓★

 

ちょいわら体験会⑤⑥ ミニ米俵作り他

8月に刈って干した青ワラで、ミニ米俵を作りました。手のひらサイズの米俵なので、パーツがとても小さく指先での作業になります。特にサンバイシはワラを折ったり押さえたりするのが一苦労。それでも8月の会の半日で、胴部分をこも編みで編んで、サンバイシを2つ作るところまで終わりました。

9月の会では、胴部分にもみ殻を詰めて、サンバイシでフタをして麻ヒモで締め上げました。麻ヒモがカラフルなので、ちょっとオシャレなミニ俵に仕上がりました。3つ作って重ねると何となくおめでたい雰囲気に。「今度は自分で作った米を入れて作ろう!」と、米作りにも気合いが入りました!

 

 

大きいサンバイシ作りに挑戦中!
初めての人には、なわないもていねいに教えます!

 

 

棚田学校⑤ ハサ作り

9月に稲刈りを控え、刈った稲を干すハサを組む作業を行いました。すでにあるハサに、竹の横木を追加していく作業です。上の方は鉄管で組んであるので、冬でも横木は外しませんが、下の方は雪が積もって押されてしまったり、田んぼとの出入りに邪魔になったりするので、夏に竹で組んで冬前に外します。ヒモで縦の木と横木を結ぶのですが、しっかり結ばないといけません。また、横木と横木の幅は狭すぎても広すぎても稲を干すのに都合が悪いので、均等に平均に幅がとれるように、みんなで声をかけながら作業しました。9月にはここにずっしり稲がかかりますように!

穂が出た稲は、ちょっと長く育ちすぎると風に強く当たったりして倒れてしまいます。これから穂も重くなってさらに頭を垂れると、ちょっと稲刈りに苦労するかも・・・

↓こちらは刈った草を積んでおいたところをイノシシに掘り返されてしまいました。電柵も張ってあるのですが、ちょっと切れているスキに忍び込んでいるようです。ミミズなどのエサを探しているのかな。