もりっちクラブ番外編~市民の森でライトトラップ!~

7月に入り、日に日に陽射しが強くなり夏の訪れを感じます。夏といえば昆虫採集!カブトムシ、クワガタムシ、チョウチョ、バッタ…いろんな虫が市民の森にはいます。そんな市民の森で、今回は普段なかなか出来ない「ライトトラップ」という昆虫採集を実施しました。これは光に集まる習性を持つ虫を、強力なライトを使い集めるという採集方法です。日も落ちて暑さも和らいだ頃、イベント開始です!森に向かってライトを当て、虫が飛んでくるのを待ちます。5分もすると小さい羽虫などが飛び始め、そこから段々と虫の種類が増えていきます。20時を過ぎた頃、最初のクワガタムシ、「コクワガタ」が飛来!それからはコクワガタやアカアシクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタなど、いろんなクワガタムシが飛んできて子供たちは大喜び!他にもカミキリムシや大きい蛾など大小様々な虫の観察ができました。

棚田学校④~アゼクサ刈りと昼食交流会~

7月には田んぼの稲も水面を隠すほどに大きくなり、8月初旬の出穂を楽しみに待っています。一方、「先月キレイに草刈りをしたのに!」という悲鳴が聞こえそうなくらい、梅雨明けの日差しを受けてぐんと大きくなった畦の雑草(アゼクサ)は伸び放題です。今回は、暑い日差しの中でしたが、アゼクサ刈りに集中して作業を行いました。前回、「切れる鎌は作業が進む!」と体感した棚田学校の皆さんは、「マイ鎌・マイ砥石」にて、家族で協力・分担しながら効率よくアゼクサを刈っていました。子ども達は草刈りの他にも、熊手で草をかき集め、草運びのお手伝いです。2時間弱の作業でしたが、午前中の作業を終えた皆さんの表情は暑さにもかかわらず晴れやかでした。それもそのはず、午後はお楽しみの昼食交流会です!笹寿司と鳥汁をメインに、皆さんの一品持ち寄りにて、作業の疲れを忘れて楽しみました。子ども達はスイカ割りに興じ、パッカーンと見事に真っ二つに割れたスイカは、夏の味がしました。

ちょいワラ体験会④~ラベンダーバスケット作り~

ちょいワラ体験会では、参加者の方々にワラ以外の材料を提供していただく機会も多いのですが、7月はラベンダーを分けていただき、「ラベンダーバスケット」作りに挑戦しました。材料提供と講師を引き受けて下さったのはちょいワラ部会の常連さんで、わら細工以外にもリース作りなど、自然材料を活かした様々なものづくりを楽しんでいます。今回作成したラベンダーバスケットは、ラベンダーの束の茎部分を麻ヒモで編んで仕上げる手のひらサイズの飾りです。花かごのような形もカワイイのですが、編むたびにラベンダーの香りが広がり、場を和ませてくれました。リボンで編み込んだ「ラベンダースティック」も人気でした。「色ヒモで編んだり、リボンを飾ってもいいね」とアイディアがどんどん沸いてきます。わら細工の技術は、いろいろなものづくりに活かすことができるんだな、と感じました。

 

 

新潟ろうきん定例活動③~研修会と森林整備活動~

今回は新潟ろうきんの管理職の方々が集まり、研修と市民の森での草刈り作業を行いました。「支店長自らが「ろうきん森の学校」やNPOの活動を理解し、積極的に参加することが職員の行動にも反映する」という趣旨のもと、研修会では、当団体が活動する上での地域との関わり方や活動を継続していくためのポイントなどについて質問が集中しました。また、くわどり市民の森では、数年前から整備している「きのこ畑」の草刈りを行いました。背丈ほどに伸びたヨシやスゲを大鎌で刈っていきます。最初はどこまでも続く草原に引き気味だった皆さんですが、あっという間に刈り進んでいきました。「久々にいい汗かきました!」とにこやかに作業を終えました。

もりっちクラブ④~秘密基地作り~

7月の活動テーマは“自然の中のひみつ基地づくり”です。親子で自然の中に入り、森の手入れやひみつ基地づくりをします。まず「ロープワーク」の練習です。「巻き結び」と「もやい結び」の2種類をマスターしようと頑張りました。この結び方は、後のひみつ基地づくりや遊具の取り付けで役に立ちます。森の手入れでは、ノコギリを使って雪で押された枝や、細く混み合った木、ツルなどを切って、木の間に風が通るようにしました。この手入れで出た枝や葉っぱ、つるなどを組み合わせて、ひみつ基地作りに挑戦です。お昼休憩で手作りピザを食べあと、午後は基地に飾る看板を作りました。皆で板に絵の具で思い思いの絵を描き、最後に「もりっち」の文字を入れて完成です!基地に周りの木にはロープを結び、ブランコやターザンロープも作って遊びました。またツルでぐるぐる巻きになっていたこんもりしていたところを…つるや根っこ、切り株などを、綱引きをしながら力を合わせて剥がしていくと、見事な大岩が現れました!最後はこの大岩で記念撮影。本日一番のミッションでした!

新潟ろうきん定例活動②~タノクサとりと用水清掃~

今回は新潟ろうきんの有志が集まり、タノクサ取りを行いました。「素足で田んぼに入るのなんて、久しぶりだな!」と、泥の感触に戸惑い気味の皆さんでしたが、一株ずつ丁寧に土をかき混ぜていきました。「中腰が中年にはツライ!」と苦笑いしながらも、あっという間に田んぼを縦断し、草に隠れていた稲の列が復活していました。「先月植えた苗が、もうこんなに大きくなっているんだね。」と、稲の生長を実感していました。合わせて、田んぼに水を届けてくれる「角間用水」の草刈り作業もお手伝いいただきました。7月以降、水を湛えた田んぼで稲もぐんと生長します。秋の稲刈りが今から楽しみです。

棚田学校③~タノクサ・アゼクサ~

田植えからおよそ1ヶ月、稲もすくすく伸びていますが、田んぼの中の雑草(タノクサ)も稲に負けじとあちこちに顔を出し、畦の雑草(アゼクサ)も元気いっぱい伸び放題です。タノクサは稲の株の回りを一株ずつかき混ぜるようにして雑草を絡め取ります。最初は素足で田んぼに入るのを怖がっていた子ども達も、今回は率先して田んぼに入ってタノクサ取りを手伝ってくれました。また、アゼクサ刈りでは、棚田学校のご家族に鎌と砥石を貸与し、鎌研講習で切れ味抜群の手鎌を仕上げました。草刈りは重労働ですが、切れる鎌での作業は効率がぐんと上がります。「休憩がてら鎌を研ぐと一石二鳥!」ということで、畦もすっきりさっぱり、きれいになりました。午後からは田んぼをイノシシなどの獣害から守るための電柵張りを行い、梅雨時期の作業を無事終えました。

ちょいワラ体験会③~自由創作活動~

久々に大人数となった6月の体験会は、作りたいものも人それぞれでとても賑やかでした。わら草履の続きや細縄をつないで作った小物入れ、ミゴボウキ、ミニフカグツ、それに「わらネズミ」など、個性的な作品ばかりでした。ミニフカグツに初めて挑戦した人は、「手のほうが大きくて、小さく作る方が大変!」と四苦八苦していましたが、立体的に仕上がっていくと「達成感がありますね!」とにっこり。中には、「前回作ったものは友達にあげちゃったので、もう一つ同じものを作る!」と、お気に入りの作品に磨きをかける人もいました。次回は参加者の方が育てているラベンダーを分けてもらって、「ラベンダーバスケット」作りに挑戦です。ワラや縄との組み合わせも楽しんでみたいと思います。

中ノ俣古道散策会 ~新緑の海前峰を歩く~

日差しもありちょっと暑いくらいの散策会となりました。目的地である海前峰は南葉山登山道と尾根続きの山で、今回は中ノ俣側から頂上を目指しました。講師から「頂上までは、かなりキツイ道のりですよ」と脅かされましたが(笑)、たどり着いた頂上は、見晴らしがよく絶景でした。眼下に春日山や市役所付近の街並みが見え、また遠くには直江津港や火力発電所、米山を望みます。反対側には、くわどり市民の森の奥にある「鏡池」を望めるスポットもありました。「この眺めを見ると、疲れも吹っ飛ぶね!」と参加者の皆さんもご満悦です。そこから先はくわどり湯ったり村を目指して、南葉山の尾根を緩やかに下ります。全行程8.5kmを歩き通した後の温泉は格別でした。

もりっちクラブ③~木工作を楽しむ~

6月の活動テーマは“親子で木工作”!何を作るか、まずは紙に絵を描いてみます。イスや棚、乗れる車の置物など素敵なイメージがたくさんでてきました。完成した絵を設計図として、木を切っていきます。力仕事はお父さんの腕の見せどころ!しかし、まっすぐ切れずに悪戦苦闘する姿も…大工仕事の難しさを実感しました。途中で調理班と木工作班にわかれお昼ごはんの用意、今回は大人気カレー作りです。味は甘口と中辛の2種類を用意。自然の中で作って食べるカレーは、いつもより数段美味しくなる気がします。カレーで腹ごしらえをしたあとは木工作の続きを頑張ります。形ができたら、色を塗ったり絵を描いたりして完成を目指します。途中、前回と同じく池の生き物をさがしに行き、1ヶ月で変わった景色や生き物などの観察もしました。活動の最後は、みんなで作った作品を持って集合写真!素晴らしい作品がたくさんできました。