猛暑の青田刈り

「しめ縄用の青い・長いワラを作ろう!」と始めた青ワラづくり。肥料を与えて大きく伸ばした稲の、穂が出る前に刈り取ってしまうのが「青田刈り」。穂が出てしまっては、価値がありません。そうなると、毎年青田刈りは、8月初旬の酷暑の最中、ということになり、今年も絶好の青田刈り日よりの中、6名で刈り取りを行いました。

足下からの長さは110cmほどでしょうか。例年だと、120cmくらいなので、ちょっと短めのようです。さらに今年は、なぜかイナゴが大発生!きれいな緑の葉っぱをかじって、ぎざぎざにしてしまうのです!これがコシヒカリの実りの時期になると、コメも食い荒らされてしまいます。こんなにかわいい顔をしていますが、強敵です。

青ワラは、機械乾燥にかけ、来年まで使えるように日に当てずに保管します。青ワラの香ばしいかおりはなんとも言えません!秋のわら細工講座は、この青ワラでの小物づくりを行います(^_^)v!

コシヒカリぐんぐん!

長雨の後の猛暑・・・イネにはどんな影響があるのかな、と心配でしたが、8月初旬に出穂(穂が出始める)した、ろうきん田んぼのコシヒカリはぐんぐん大きくなりました。

↑8月8日に撮影した写真です。イネの花が咲いている状態です。

↓同じく8月8日に撮影した田んぼです。穂は出始めなので、葉っぱに隠れていてよく見えません。

ですが、2週間後の8月23日に撮影した写真がこちら!↓

たった2週間で背丈もぐんと伸びて、穂が頭を垂れる状態になってきました!黄金色にたわわに実るにはもう2~3週間ほどかかります。あまり背が高くなると、強風などで倒れてしまうことも。無事稲刈りが終わるまで、お天気が毎日気がかりです。

 

 

 

第1回新潟ろうきん定例活動

4~6月は残念ながら活動ができなかったのですが、7月18日に、県内のろうきん関係者の皆さんから、草刈りや除伐、階段作りなど、4班に分かれて水源の森を保全するためのボランティア活動を行っていただきました。昨年アオダモを伐採してきのこ畑にした箇所では、生い茂るヨシやススキを刈り取り、ほだ木の上にかぶせて日よけを作りました。

また、そのきのこ畑に下りる坂には、アクセス路として10段以上の階段を作りました。別の草刈り班は、つるや灌木が茂る雑木林に入り、見通しよくすっきりとした林に整備してもらいました。普段は刈払機やチェーンソーなど動力で行う作業ですが、こんなに多くの人が集まるとパワー倍増で、無事整備が終了しました。

さらに、今年入行した9名の新人職員の方は、研修も兼ねて薪割りや木工作にも挑戦してもらいました。斧での薪割りはもちろん皆さん初体験!「しっかり持って!」「へっぴり腰じゃダメだぞ!!」と檄が飛ぶ中、「自分の力と道具で何かを作り出す」ことの意味を感じながら作業に集中していました。

日頃、市民の森を整備してくださる作業スタッフにも参加・ご指導いただき、安全に作業を進めることができました。ありがとうございます!今後も「森や田んぼに関わることが楽しみ!」と感じていただけるような活動を続けていきたいと思います。