ちょいワラ体験会③④ ミニフカグツ作り

6月と7月の体験会では、前々から要望のあった「ミニフカグツ」作りにチャレンジしました。普通サイズのフカグツ作りは手だけでなく、足も使うし、前屈みの姿勢になったりと、とても大変なのですが、今回はぞうり作りの治具を活用して、楽に作業できるようにしました。

一方、ミニサイズのものづくりは細かい作業が多いのが難点です。フカグツの底、ガメ(つま先)、筒部分を順に編んでいきますが、ワラ1本か2本を選んで丁寧に編んでいきます。

「細かい編み目がよく見えない」「フカグツが小さすぎて、手が入らなくて編みづらい!」など、ちょっとした困難はあったものの、最後は縁に布を巻いて、高さ10cmほどのミニフカグツ(片方)が出来上がりました。筒部分に鉛筆やドライフラワーを挿して使ってもいいですね。2回の体験会で1足のミニフカグツが完成しました。「それぞれの大きさをそろえるのがとても難しいけど、やっぱり二つ(1足)揃うとうれしい!」と笑顔の皆さんでした。

棚田学校③ タノクサ取りと畔刈り

早々と梅雨が明けた今年の夏、田んぼの中の草はあまり多くなく、ちょっとほっとしていたのですが、畔の草はのびのびです。今回は草取り、草刈りがメイン。まずは、どんな雑草が生えているか、「敵を知る」ことからスタートしました。田んぼの中に埋め込んで肥料になる雑草もあれば、埋め込んでもまたはびこってしまうやっかいな雑草もあり、地元の方に丁寧に教えていただきました。

田んぼの中の草は、稲の根元を手でかき混ぜながら、指に絡む草を取っていきます。根元をかき混ぜることで空気を入れ、成長を促すのだそうです。畔の草は草刈り鎌で丁寧に刈り取り、きれいに散髪された棚田はとても涼しそうでした。

新潟ろうきん定例活動③④ 森林整備と座談会

6月18日は新潟ろうきんの支店長や管理職、7月2日は役員の方々にお集まりいただき、「NPO団体としてのかみえちごの活動」について紹介しながら、今後の活動や目標、組織としてのあり方などについて意見交換を行いました。その後、市民の森できのこ畑や笹林などの草刈り作業を行い、4年目となる森の学校の継続的な取組みと成果について体感していただきました。単発的なボランティア活動ではなく、組織的に目標をもって活動に臨む姿勢が大切だと感じました。

 

 

もりっちクラブ③ ミニ遠足!

「たまには管理棟より先の方まで行ってみたい!」という要望にお応えして、今回はミニ遠足を実施しました。すが池までのちびっ子コースと、八斗展望所までのがんばりコースに分かれてスタートしました。ちびっ子コースでは虫取りアミを片手にチョウチョや虫を追いかけたり、道ばたの花を摘んだり、とのんびり。私たち大人の目線では見つけられない小さな生き物にも目をとめ、日常にない大発見を楽しんでいました。

がんばりコースは急な坂道もなんのその、高台での眺めは最高です!きれいな蝶を捕まえたり、クマの爪痕があったり、自然と生き物に囲まれていることを体感するコースでした。

管理棟に戻ったら、お楽しみのお昼です。今回はミョウガタケとワラビの山菜みそ汁を堪能しました。あくを抜いたワラビのぬめりと風味、ミョウガタケの歯ごたえと香りが絶妙です。お疲れモードの大人をよそに、子どもたちはたくさん歩いた後でも元気に遊び回っていました。