第1回新潟ろうきん定例活動

4~6月は残念ながら活動ができなかったのですが、7月18日に、県内のろうきん関係者の皆さんから、草刈りや除伐、階段作りなど、4班に分かれて水源の森を保全するためのボランティア活動を行っていただきました。昨年アオダモを伐採してきのこ畑にした箇所では、生い茂るヨシやススキを刈り取り、ほだ木の上にかぶせて日よけを作りました。

また、そのきのこ畑に下りる坂には、アクセス路として10段以上の階段を作りました。別の草刈り班は、つるや灌木が茂る雑木林に入り、見通しよくすっきりとした林に整備してもらいました。普段は刈払機やチェーンソーなど動力で行う作業ですが、こんなに多くの人が集まるとパワー倍増で、無事整備が終了しました。

さらに、今年入行した9名の新人職員の方は、研修も兼ねて薪割りや木工作にも挑戦してもらいました。斧での薪割りはもちろん皆さん初体験!「しっかり持って!」「へっぴり腰じゃダメだぞ!!」と檄が飛ぶ中、「自分の力と道具で何かを作り出す」ことの意味を感じながら作業に集中していました。

日頃、市民の森を整備してくださる作業スタッフにも参加・ご指導いただき、安全に作業を進めることができました。ありがとうございます!今後も「森や田んぼに関わることが楽しみ!」と感じていただけるような活動を続けていきたいと思います。

 

大きくなってきました

↓この写真の植物は何だか分かりますか?

「トウモロコシでしょ」とよく言われるのですが、実はホウキキビといって、座敷箒の材料になる植物なんです。生長すると背丈が2~3mくらいになって、ふさふさと実をつけます。その実をとった部分を集めて、ほうきにするんです。今年は長雨でまだ背丈が大きくならないのですが、梅雨が明けて暑くなったら、ぐんぐん大きくなります。

↓こちらはなんでしょう?

「オクラだね~」と言われたことがありますが、こちらは綿(わた)です。昨年から栽培しているのですが、今年はとても大きく育って、そろそろ花をつけるようです。大きな花を次々つけるのですが、その後、秋には白い綿の塊がたくさんつきます。「糸を紡いで、織物もいいね~!!」と夢は膨らむのですが、とりあえずはクリスマスの飾りに使わせていただきマス(^_^)v

畑には作物だけでなく、ものづくりの材料もたくさん植えています。もの作りは材料作りから!長雨に負けず、頑張って大きくなってね!

 

ちょいワラ体験会にて

7月のちょいワラ体験会では、久々にわらぞうりの復習をしました。10年以上前に、地域の方にわらぞうりを教わって以降、毎年1回、2回くらいしか作らないので、なかなかモノにならない。「わらぞうりくらい、自分で最初から最後まで作れるようになりたい!」と、メンバーはいつも思っています。なんとなく、「わらぞうりが出来たら、一人前!!」という感覚なんですね。

↑つま先から編んで、緒をつけて、かかとまで編みました。

↑かかとをきゅっと締めます。最後に、どんな形になったか、お見せしたいところですが、まだ片方しかできなかったので、また次回に(^_^;)!

最後に、↓これ、1本のわらしべ(みご)で作った三角形。「ピアスにしたら売れるよ~!!」と、わら細工好きにはたまらないかわいらしさ!!商品化なるか!?お楽しみです(^o^)

いろいろな稲、育ってます!

田植えから2ヶ月あまり、稲はぐんぐん大きくなっています。田んぼの畦の草刈りや、田んぼの中の草取りも頑張っていますが、雑草と稲の競争は、稲刈りまで続きます(笑)。ちょいワラ部会では、食べるためのコシヒカリではなく、青ワラを収穫するための稲も2種類育てています。1つは、古代米の一種で、もう一つは「ゴセンモチ」という種類。どちらも、もち米の仲間のようで、肥料を与えると、どんどん背が高くなります(写真は7月5日頃)。ゴセンモチは今年初めて植えてみたのですが、最初はひょろひょろだったのが、ぐいぐい大きくなり、色も深緑色です。あと1ヶ月ほどで刈り取りなので、それまで天を目指してもうひと伸び!頑張れ~!!

古代米の一種
ゴセンモチ

ろうきん森の学校のコシヒカリも元気に育っています!一番遅く植えた稲なので、まだ背丈はありませんが、これから株が太り、ぐんぐん伸びていくと思います。同じ緑色に見える田んぼも、ちょっと黄緑だったり、濃い緑だったり、植えた時期や生長具合によっていろんな表情を見せてくれます。生長過程を見ていると、より愛着がわいて、お米も美味しくなるんだろうな、と思います!

ろうきんコシヒカリもぐんぐん!

梅シーズン到来!

「梅のなりがいいと、シソの出来が悪い。梅のなりが悪いと、シソがいい!」と、この地域の方は口をそろえます。「今年はどうかな~?」と毎年気になるこのシーズン、梅干し作りに向けた梅漬け作業が始まりました。当団体でも300kgほどの梅を漬けるので人海戦術!一粒一粒、丁寧にホシ(小枝部分)をとります。熟した梅のいい香りが漂います。

塩漬けにして、しばらく寝かせて梅酢が上がってしばらくしたら、塩もみをしたシソを入れて色づけします。

当団体の梅干しは、梅とシソと塩のみで仕上げ、かつ塩分も究極までおさえているので、梅雨明けの梅干しまでは、カビとの戦いです。毎日のようにタルをのぞいては、「お日様に当たるまで頑張って!!」と声をかけています。じっくりゆっくり、美味しい梅干しになりますように!

 

 

 

チェーンソー補講講座

ろうきん森の学校で作業スタッフとしてご協力いただいている皆さんを対象に、チェーンソーの取扱いについて安全講習を実施しました。座学では、近年の法改正の要点や事故事例に学ぶ安全管理のあり方などを学びました。

今後チェーンソーの取扱い時には、チャプスと呼ばれる足の保護具をつけることが義務づけられたため、実習ではその取扱いと着用を行いました。また、伐木における受け口の作り方を実際にチェーンソーを使用して実習しました。角度や深さは頭では分かっているのですが、正確に刻むことはなかなか難しいです。今後の作業の際には、お互いに講習内容を確認しながら、安全作業に努めたいと思います。

 

 

わら細工体験会とニンニク飾り

6月のわら細工体験会では、縄をなって「砥石袋」を作りました。今は砥石を腰にぶら下げて山へ行くことなどはめったにありませんが、昔は大事な生活用具でした。縄をねじって絡めるだけのシンプルな作りですが、結構ややこしく、治具を使って講師に教わりながら仕上げました。

その合間に、我が家で大量に収穫したニンニクを使って飾りを作りました。ただぶら下げておくだけではもったいないので、茎の部分を編み込みにして長く仕上げました。唐辛子やハーブなどを合わせると、より華やかですね。編んでいるとニンニクのいい香りが部屋中に漂い、季節の香りを楽しみました。

 

昔の遊び道具づくり

中ノ俣の地球環境学校で昔の遊びを体験したい!という小学校のご要望にお応えして、「昔の遊び道具を作ってみよう!」ということになりました。そこで中ノ俣の「昔遊びの達人」の皆さんにスタッフ指導と試作をお願いしました。1つめはタケと縄を使った弓矢です。ネマガリタケを切って、その先をV字に削り、なった縄をひっかけて弓のしなりを作ります。矢はススキの軸部分を使いました。達人が構えて矢を放つと、勢いよく飛んでいくのに、スタッフは弓の持ち方、引き方さえ分からない!「昔はみんな自分で作って遊んでいたから、体が覚えているんだよ」とは達人のお言葉。さすがです!

2つめは木刀です。今回はオニグルミを使いましたが、真っ直ぐな木なら何でもいいそうです。ナタで丁寧に削いでいきます。柄の部分には飾りの刻みを入れました。スタッフも指導いただきながら短刀を完成しました。試し素振りもなかなかでしょ(笑)!

3つめはタケの水鉄砲です。モウソウダケを切って、節に小さな穴をあけます。枝の部分を押し棒にして、タケの筒にぴったり合うように押し棒にサラシを巻き付けます。筒に水をためて押し棒を押し込むと穴から勢いよく水が飛びました!手前の水漏れ防止にスポンジを巻き付ける一工夫は、現代風かな?

いずれの道具も、地域の方々が子どもの頃に自然の資源を使って工夫して作ったもの。おしゃべりしながらも手はさっさと動いて、あっという間に出来上がってしまいます。子どもたちにも「自分で集めて、作って、遊ぶ」楽しさが伝わるといいなぁ、と願いつつ、大人である私たちも十分楽しめるプログラムだなと思いました★

 

 

ネムノキスツール完成★

春先に切ったネムノキでスツールを作ってもらいました。皮を剥いで座面を削り、持ち手のような飾りのような切れ込みも入りました。5つのスツールが「もり森デッキ」の日よけの下に並んでいます。こちらのデッキは土足OK!気軽に上がって、ちょっと腰を下ろして、ひし池の方を眺めてみてください。額縁のような木陰からの眺めが最高ですよ~★

西日を浴びるデッキとスツール

ササユリ開花!

5月14日の投稿では、まだつぼみも小さかったササユリですが、先週末に見事に咲きました!ササの葉によく似た葉っぱと、意外に大きなピンク色の花がよく目立ちます。(写真のササユリには他のつる植物がからみついていますね(笑))

くわどり市民の森では、ササユリの丘の他にも、ブナ林コースやみやまそコースでも見られます。ここ数年、よく手入れをしている林の周辺に増えてきたように思います。ササユリはその可憐さから採取も多く、野生では少なくなってきて、新潟県および上越市のレッドデータブック・絶滅危惧Ⅱ類に分類されている希少な植物です。花や球根を持ち帰っても家では根付かず、枯らしてしまうだけです。花を愛でたい方は、ぜひ市民の森にお越しいただき、森の手入れも楽しんでいただけると、来年はもっともっと咲きますよ~!!