ろうきん森の学校~秋の森散策会とつる編み体験~

(2023.11.5)今回は新潟ろうきん有志の皆さんと、労金連合会の皆さんが合同で、市民の森の「みやまそコース」の散策を行いました。秋晴れのもと、ちょっと紅葉には早いかなというタイミングでしたが、八斗展望所からは糸魚川方面の山々も望むことができました。「思ったよりきつかった~!」とのご感想でしたが、お昼にはぬか釜ご飯と具だくさんきのこ汁にて疲れを癒やし、午後はつる編みにチャレンジしました。クズのつるを軸に使い、アケビの細いつるを編み込み用に使いました。最初は出来上がりのイメージがわかなかった皆さんも、編み進めていくとお皿型やお椀型、壺型など、いろいろなアレンジが見られました。中には、「お酒のボトルを入れて飾ろう!」という方も!生活空間にちょっと自然の物が入ると和みますね。ぜひ身近に置いて使ったり飾ったりして楽しんでください!

もりっちクラブ第8回「散策、新米ご飯、1年のまとめ」

(2023.11.14)今回の活動テーマは「秋の自然を楽しむ」と「今年度のまとめをする」です。朝の挨拶を終えると、みんなで秋の森へお散歩におでかけしました。赤や黄色に紅葉した落ち葉を拾って観察したり、森を抜ける涼しい風を感じたりしながら、1年間いろんな活動をした市民の森を歩きました。ムカゴやキノコも収穫できました。

お散歩のあとは管理棟へ戻り、前回参加できなかった子は丸太切りとポックリ馬作りをしました。また、昨年コマ打ちしたホダ木からシイタケとナメコがたくさん出ていたので、これらも収穫しました。

今回の昼食作りは、“ヌカ釜”で炊いた新米ごはん、収穫したキノコの汁、焼き芋、そしてデザートにダッチオーブンで焼きりんごを作りました。いろんな秋の味覚を家族みんなで美味しく頂きました。

午後はお片付けの時間、1年間使ったテーブルやイスなどをきれいにしました。その後は自由に遊んだりくつろいだり、各々市民の森を満喫しました。

最後はみんなで記念撮影!来年もみんなで楽しく、美味しく、活動できればと思います。

古道散策会~秋の海前峰を歩く~

(2023.11.3)散策には心地よい天候に恵まれ、色づきかけた木々の木漏れ日を楽しみながら歩くことができました。中ノ俣集落を抜けてから、海前峰の頂上まで上りが続きますが、登り切ってしまえば、眼下に海と川と高田平野が一望でき、疲れも忘れてしまいます。その先は一度下って南葉登山道の尾根へと合流するのですが、その登山道から対岸の山を見上げると、それはついさっきまでいたはずの海前峰ではありませんか。「あんなところまで登ったんだね」「下りるのはあっという間だね」と、感想は様々ですが、人が歩く力って結構すごいんだな、と感じました。車に乗っていては絶対に見たり感じたりすることのできない景色や香りや音を存分に体感できた一日でした。

第20期 棚田学校「ハサはずしと側溝清掃」

(2023.10.29)籾すりも無事終わり、今年の収穫はまずまずでした。あの夏の暑さから考えれば、上出来!と、ほっと胸をなで下ろしています。美味しいお米に育ててくれた田んぼに感謝しながら、夏に組んだハサを壊して竹を立てかけ、田を潤した水が流れる側溝を掃除しました。側溝掃除では子ども達も大活躍です。側溝脇の草を刈ったり、刈った草を集めて運んだり、時折小雨が降る中、1時間半程度の作業を終えました。その後は、お楽しみの「新米会」です。新米をメインに、ご飯のお供を持ち寄り、秋の味覚きのこ汁を堪能しました。「刈り上げ祝い」ということで、多くの実りに感謝しながら、これまでの作業の苦労やこれからの抱負などを語り合いました。

ちょいワラ体験会~青ワラのトウガラシ飾り作り~

(2023.10.15)この季節に恒例となっている、トウガラシ飾り作りを行いました。青ワラとトウガラシのコントラストがとてもきれいです。長く直線状に編んでつり下げるのが普通ですが、今年は丸くリース型に編んだ飾りが人気で、リボンや木の実をあしらい、かわいらしく仕上げていました。また、紫色の古代米の穂を束にして飾りに使うなど、材料を工夫して組み合わせていました。「トウガラシも使うことができるけど、きれいに作ったからもったいなくて使えない!」ということで、飾り用と実用に分けて作った人もいました。青ワラ4本で簡単にできるので、ぜひ皆さんもチャレンジしてみて下さい!

ろうきん森の学校 ~森林整備と新入職員研修会、他~

(2023.10.14・28)10月14日は、新潟ろうきんさんの新入職員研修ということで、20名できのこ畑の草刈りを行いました。背丈ほどもあるスゲを大鎌で刈ったのですが、足元には立派なヤブタケがあちこちに生えていて、「草刈りどころじゃない、きのこ狩りだ!」と、予期せぬ大収穫になりました。午後には室内で研修会を行いました。「NPOへの支援」という大きな課題をテーマに、新入職員の素直な思いと希望あふれる話し合いが行われていました。

10月28日には、14名の新潟ろうきん有志の皆さんが、秋の散策ときのこのコマ打ち、きのこ狩りを行いました。雨模様だったので散策はショートコースとなりましたが、きのこ狩りではナメコやシイタケがどっさり収穫できました。「収穫した分、ホダ木も増やさないと!」ということで、シイタケのコマを8本の木に400個打ち込みました。お昼には、ヤブタケ・シイタケ・ナメコの3種盛りきのこ汁を堪能し、美味しい秋を満喫していました。

第7回もりっちクラブ~ヒシ取り・丸太切り~

(2023.10.8)今回は、管理棟横にある「ひし池」でのヒシ取り、木工作体験で二人挽きのノコギリで丸太切りとポックリ馬作り、調理体験ではくるみ味噌・焼きおにぎり・焼き芋・なめこ汁・ヒシの塩ゆでをしました。ヒシ取りでは、スタッフが胴長を着て池の中へ入り、取ったヒシから子どもたちが実をより分けます。管理棟ではかまどで焼き芋やくるみ味噌の材料となるクルミ穿り、二人挽きのノコギリで丸太切り体験を行いました。ノコギリは二人の呼吸が合わないと切り難く、声を掛け合い切りました。丸太は半分に割り、「ポックリ馬」を作りました。おやつに茹でたヒシはホクホクして、不思議な味がします。「今まで食べたものの中で一番美味しい!」という子もいました。

古道散策会 ~牧場から後谷を歩く~

(2023.10.7)時折、雨に見舞われる天気となりましたが、秋の訪れを感じる森を散策しました。中ノ俣から牧場まではブナやナラの林を通り、たくさんのドングリが落ちていました。また、道端にはいろいろな種類のきのこが生えていて、私たちの目を楽しませてくれました。後谷に入って灰塚までは、「桜清水の会」の牛木徹さんにガイドをしていただきました。平成29年から地元有志の方により整備された里道は、とても気持ちよく歩ける散策コースとなっており、所々に案内看板も設置されています。講師よりかつての集落の様子や人々の生活などについて詳しく解説をいただきながら、楽しく歩くことができました。地元の黒田小学校の児童もこの道を歩き、郷土の歴史に触れ、地域愛を育んでいるというお話し伺い、心温まる散策会となりました。

 

ろうきん森の学校「稲刈りとハサかけ」

(2023.9.23)ろうきん森の学校として角間の棚田で米作りをして5年目になり、新潟ろうきんの有志のみなさんの中でも稲刈り経験者が増えてきました。いつものことながら深い田んぼに足を取られつつも、手際よく稲を刈っていきます。今回は「稲まるけ」も上手にできる人がいて、作業がはかどりました。そして大人数のいいところは、「稲運びリレー」ができること。田んぼとはさ場をつなぐあぜ道はぬかるんでいて滑りやすい坂なので、稲を抱えて(または背負って)何往復もするのは重労働です。はさ場まで1列にならび、稲束をどんどん手渡ししていくと、人は移動せずに稲だけがベルトコンベアーに乗ったかのように運ばれていきます。大人数のパワーと実りの秋を感じながら、ハサの前で記念撮影をしました。

第20期 棚田学校「稲刈りとハサかけ」

(2023.9.17)米作りの醍醐味、待ちに待った稲刈りを行いました。9月に入っても残暑が厳しく、暑い中での稲刈りになりました。春から手をかけて育ててきた稲を鎌でざくっと刈り取って、その重みを感じた瞬間、苦労が報われたなぁ、とうれしく感じました。稲をまるけるのが大変ですが、その稲をハサ場まで運ぶのも一苦労です。大きな束を抱えて運んだり、家族でリレーして運んだり、それぞれ工夫しながら作業を進めました。ハサかけでは子どもたちも大活躍!大人が投げる稲束をしっかりキャッチして、手際よくハサに架けていきました。ハサのカーテンが完成すると、思わず拍手!2週間ほどハサにかけて乾燥させてから、脱穀・籾すりを経て、新米をいただくのはちょっと先ですが、楽しみに待ちたいと思います。今回の作業は、棚田サポーターの方々にも多くのお手伝いをいただきました。ありがとうございました!