新年度を迎えると、施設の補修や整備は欠かせません。ついでに、創作意欲がわいて、いろいろなものを作ってみたくなりますね。5月のもりっちクラブで初使用した「レンガかまど」もその一つ。使わないときはカバーをかぶせてベンチに変身!というスグレモノです。
他にも、棚田の畔階段を補修したり、薪置き場を作ったり、苔玉を作ったり。使ってくれる人の笑顔を思い浮かべながら楽しく作業できました。
NPO法人かみえちご山里ファン倶楽部
新年度を迎えると、施設の補修や整備は欠かせません。ついでに、創作意欲がわいて、いろいろなものを作ってみたくなりますね。5月のもりっちクラブで初使用した「レンガかまど」もその一つ。使わないときはカバーをかぶせてベンチに変身!というスグレモノです。
他にも、棚田の畔階段を補修したり、薪置き場を作ったり、苔玉を作ったり。使ってくれる人の笑顔を思い浮かべながら楽しく作業できました。
「今年はかかしを作って、棚田に並べてみたい!」と思っていた矢先に、小学校でかかしを作りたいという要望があり、試作をすることになりました。軸に竹を使い、わらを巻き付けて形を作ります。Tシャツを着せると、ぐっとかかしらしく(人間らしく!)なるのですが、作るときには、竹を組む前にTシャツを着せるのがポイントですね。雨や風で倒れないように、しっかりヒモでしばるといいですね。中ノ俣・角間のたんぼに、いくつ並ぶでしょうか!?楽しみです(^0^)!
中ノ俣・角間の棚田で毎年コシヒカリを作っていますが、山側の田んぼを耕作しなくなってから、畔が崩れたり水が流れ込んだりしてきたので、補修をすることにしました。
流れ込む水をパイプで田んぼに入るようにして、土砂を押し流さないようにします。それから、今後土砂が田んぼに入らないように、田んぼとの境に杭を打ち、板を入れ、たまった土砂をスコップでかき出します。
このときご指導いただいたのは、棚田学校の講師に来てくれた土木作業のプロ!杭の打ちかた、板の入れ方や深さ、隙間の作り方、それぞれ一つ一つに意味があります。「直して使う」は生活の基本。でも、「直し方」を知らなかったら、お手上げです。その場の状況を判断しながら、材料を選んだり、少ない労力でどれだけ早く、キレイに、丈夫に仕上げるか。あっという間に仕上がった畔を眺めながら、「生きる知恵と技」に感心しきりでした。
今回の田植えには、新潟ろうきんの方々に加え、東京の労金連合会の方々もご参加いただき、賑やかな田植えとなりました。5枚の田んぼに、コシヒカリをはじめ、もち米のアクデンや青ワラ用の古代米、ゴゼンモチを植えました。「田植えは初めて!」という方もいたので、講師の解説を聞いてからスタートです。
前日から水を抜いていたとはいえ、かなり深い田んぼで、田んぼ長靴でもギリギリでした。「大丈夫だろう」と思って長靴で入った人は、アリジゴク的な田んぼにはまり、助けを求める場面も!あきらめて素足で田んぼに入るのが正解でした(笑)。
ビビラで線を引くのは新入職員が挑戦!「曲がってるぞ~!」とハッパをかけられつつ、深い泥田んぼと格闘していました。それからいよいよ田植えです。一人三列、苗を植えながら前進していきます。途中で手持ちの苗がなくなると、「投げるよ~!」と畔から苗が飛んできます。上手くキャッチできないと、泥まみれになってしまいます!
疲れた体を癒やしてくれたのは、中ノ俣産・ネマガリタケのタケノコ汁です。甘くて柔らかいネマガリタケはこの地域の特産です。棚田を守り、自然を育み、地域の恵みをいただくありがたさを体感しました。
*おまけ* 田んぼの中はオタマジャクシだまり。簡単に手ですくえます。
緑眩しい季節となり、いよいよ田植えです。代かき後の田んぼは、雪どけ後の硬い土ではなく、やわらかい土でいっぱいです。まずはビビラで線を引きます。「一人でビビラで線を引くのは初めて!」という小学生、狭い田んぼですが頑張って線を引きました。
それからいよいよ苗を植えます。3、4本とって、そっと田んぼに苗を置きます。講師にコツを教わりながら、ゆっくり、しっかり苗を植えていきます。
植えた直後に、お客さんが!シマヘビさんがニョロッと登場です(笑)
畔の草は伸び放題!今回は草刈りも頑張りました。草を刈るには、鎌のお手入れも重要、ということで、講師に鎌の研ぎ方も教わりました。
展望台での昼食は、いつも楽しみです!毎回、眺める景色の色や雰囲気が変わっていて、作業後の癒やしタイムです。
シマヘビのお出迎えの後、オタマジャクシの大群やカエルたちにも出会いました。姿は見えずとも、しっかり・くっきり足跡を残している動物たちも。田んぼ作業をしていると、いろいろな出会いがあって、これも楽しみですね。
2回目となる今回は、市内小学校の運動会と重なったため、7人と少人数での実施となりました。「これだけの人数で、田植え終わるかな?」との大人の心配をよそに、昨年も参加した子どもたちを中心に、チーム戦でテキパキと田植えを進めていました。
あっという間に田植えが終わり、続いて畑作業です。畝にマルチをかけて、穴をあけ、サツマイモの苗を植えました。隣の畝ではジャガイモも植え、一休みです。
大人はゆっくり休みたいのですが、子どもたちは元気が有り余って、オタマジャクシを探しに田んぼへGo!先月は卵だらけだった田んぼに、無数のオタマジャクシがうごめいていました。「もう足が生えているのもいる!」と大騒ぎ。手ですくってみたり、つついてみたり、命を育む田んぼに感動です!
美味しいお昼ごはんの後には、畑の隣で採ったネマガリタケを古民家「きんざえもん」に持っていって、囲炉裏で焼きタケノコです。火起こしに苦労しながらも、あつあつに焼き上がったタケノコの皮をむいて頬張るとやさしい甘みが広がります。シンプルイズベスト!
人数が少なくてまとまりがよかったので、自由時間もたっぷりとれました。次回はみんなで田んぼの草取り頑張りましょう!
今回のお楽しみは「ネマガリタケ」!ろうきん森の学校で手入れをしているネマガリタケ林へ、タケノコ採りに行きました。最初は、子どもたちも「どこに生えているの?」ときょろきょろしていましたが、腰をかがめてじっと根元の方を見つめていると・・・地面からにょっきり生えたネマガリタケを発見!「こっちにも、あっちにもあるよ!」と、元気な声が飛び交っていました。
早速、皮をむいて節を取って、タケノコ汁に。大鍋で煮た汁は大人気で、子どもたちもたくさんおかわりしていました。
「ちょいボラ」活動では、落ち葉を集めて堆肥場を作りました。堆肥枠は高学年の子どもたちが頑張って組み立ててくれました。たくさん落ち葉や草を集めて、ふかふかの土を作ると、カブトムシが卵を産んでくれるかもしれませんね。3段もある堆肥枠がいっぱいになるように、次のちょいボラもよろしくお願いします!
5月の体験会は久々に横畑の「ちょいワラ工房」にて実施しました。参加者の方からご提供いただいたコキア(ホウキグサ)を使って、土間掃き用のホウキをつくりました。コキアは昨年の秋に収穫して干したもので、ふさふさに枝分かれし た茎がホウキ部分になります。
束ねただけでも立派なホウキなのですが、ちょいワラ部会では柄の部分に工夫を凝らして、青ワラでなった縄を巻き付けたり、枝を挿して魔女のホウキみたいにしたり、それぞれ好きな形に仕上げました。「これで毎朝、玄関を掃いてみよう!」と、早速使い道を考えていました。
コキアは春に芽が出て、これから大きく育ちます。秋には真っ赤に紅葉してきれいなので、ちょいワラ部会でも畑に植えて、観賞用・材料用の一石二鳥で楽しみたいと思います。