バケツ稲ももうそろそろ・・・

自宅の庭のバケツ稲も穂が出てから一ヶ月半くらい経ちました。どのバケツも穂がつきましたが、やっぱり3束植えたバケツはちょっと混み合っているようです(写真手前左)。一番元気良さそうなのは、写真奥に隠れている1束植えです。結果的には、これくらいのバケツだと、1束(4本の苗)を大事に育てた方が効率がいいということになりそうです(欲張ってはいけないんですね(^^;)。

黄色い穂が垂れてきて、いい感じなのですが、ちょっと痩せているかも。バケツの中の栄養だけでは足りなかったのかもしれません。そして、よく見ると何者かがおいしいところをかじった痕が!結構な数の籾に穴があいてしまっていますが、これも勉強です。棚田の田んぼにあわせて、こちらも稲刈り・ハサがけをしたいと思います。

穴がいくつかあいています。キレイに食べられています(-_-)

稲刈り直前・角間の田んぼ

9月半ばに入り、稲刈りシーズン到来です。今年はちょっと遅れるかな?と思っていた稲刈りも、平場では9月早々に始まりました。中ノ俣の角間の棚田では、先に植えたもち米(アクデン)の稲刈りとハサがけが始まっています。今週末からはいよいよコシヒカリの稲刈りが始まります。

黄金色の稲と青空はよく似合う!

ろうきん森の学校のコシヒカリも、黄色く実り頭を垂れるようになりました。今年はどの田んぼも背が高くなり、強風や台風などでの倒伏が心配でしたが、今のところ大丈夫のようです。

上の写真は9月15日の状態で、ちょっと稲刈りには早いかも?という感じです。森の学校のコシヒカリは9月23日に稲刈り・ハサがけする予定ですので、ちょうど刈り時期ですね。イナゴとの生存競争に打ち勝った(!?)お米、収穫を楽しみにしています(^0^)!

 

チャレンジいっぱい・もりっちクラブ④

まずは朝の一仕事、「ちょいボラ草刈り」からスタートです。大人は鎌で草を刈り、子どもは草を集めて運ぶ、という役割分担も上手くなりました。

草刈りしていたら大きなミミズも出てきました!!

続いては今が旬の山菜・ミョウガを採りに行きました。子どもはあまり人気がないミョウガですが、どんなところにどんなふうに生えているかを観察すると目が輝きます。次から次へと見つけては「ここにもある!大きい!」と宝探しのようにはしゃいでいました。酢の物や味噌汁にもいいし、肉巻きもオススメです!

こんな形のもあったよ~!
大漁です!

今回はお天気に恵まれたので、子どもは思い切り森遊びを!ということで、ハンモックや蜘蛛の巣ネット、木登りなどを楽しみました。雪国特有の根曲がりの木は、子どもの木登りにちょうどいいですね。

蜘蛛の巣ネットはスタッフオリジナル。どんどん改良していきます!
意外とバランスとるのが難しい!?
子どもは身軽にひょいひょい登ります。

大人はというと、お楽しみクッキング「ちょい燻」に挑戦です。メスティンという小型の飯ごうに桜チップを敷き、チーズやウインナーなどを入れて燻製にします。ほんの10分ほどでスモークチーズ&ウインナーの完成です!大量にはできませんが、ちょっと気軽に楽しめるこんな裏技もみんなでどんどん試してみたいですね。

あまり具をたくさん入れずに、燻煙を充満させるのがコツ。
中火で5分、弱火で5分、絶対にフタは開けないで~★
ちょい燻・完成です!ナッツがフタに近すぎてこげちゃった。

ちょい燻は大人向きですが(しかもアルコール向き((^0^)))、子どもデザートはチョコバナナで決まり!チョコをバナナにはさんでおき火でじっくり焼くとバナナからじゅわじゅわ泡が出てきます。あったかいバナナって甘み倍増ですね。

子どもはめいっぱいチョコを挟み入れます(^0^)
並べて焼きます
出来たてをパクリ!あま~い!
番外編/残ったおき火でソーセージ焼き!おやつでおなかいっぱいになっちゃうね★

 

ちょいワラ体験会・フカグツ完成!

新潟県下でもコロナ感染者が急増し、8月下旬から9月半ばは特別警報が発令されたため、ちょいワラ体験会も少人数での開催となりました。7月からフカグツ作りに入っていますが、①底を編む、②ガメ(甲の部分)を編む、③筒部分を編む、④縁部分を編む、という長い工程のため、完成までには時間がかかります。7月は①の底部分を終え、8月は②のガメ編みに挑戦です。複雑な作業ではありますが、「フカグツの顔」とも言えるこの部分は、時間をかけてじっくり編んでいきます。ワラを上げ下げするタイミングも一つ間違えると編み目がとんでしまうので、慎重に進めます。また、型を入れて中腰の姿勢で作業をするのがキツイところ。編み上がると同時に腰を伸ばして「やっとできた~!」と笑顔になります。

甲の部分を編む「ガメ編み」。姿勢がキツイんです。

③の筒編みは9月までの宿題でした。9月の体験会では④の縁編みを行いました。筒部分の上部を折り返し、麻ヒモに引っかけながら編んでいきます。フカグツの左右の形や高さが同じになるように調節しながら編まねばならず、なかなか難しい作業です。

縁が曲がらないように、広がりすぎないように、注意するポイントがいっぱい!

それでも3回の講座と自宅での復習の成果で、ようやく一足完成したフカグツに「初めてにしては上出来!」と講師からお褒めの言葉をいただきました!(あまりのうれしさに、完成品の写真を撮るのを忘れてしまいました(^_^;))

また9月の体験会に参加された90代の男性は「ワラ仕事なんて懐かしいなあ」と言いながら作業していましたが、麻ヒモをきつく締め上げる手つきはさすがにお見事!「よくできたから飾っておこう」と言っていましたが、ぜひ使い心地も試してみてくださいね。

手つきがカッコイイ!

ぐんぐん伸びてます!ホウキキビと綿

わら細工の材料として育てている「ホウキキビ」。トウモロコシみたいな外見で高さは3m以上にもなります。先の方に穂がつき、晩秋にこの穂を刈って乾燥させて座敷ボウキを作ります。天高くそびえる姿に「コレは何?」と皆不思議そうに見ていきます。

この高い背を支えるためには、太い茎が必要です。本当はもっと間隔を空けて育てると太くなるんですが、間引きの時についもったいなくてたくさん残したら、ひょろひょろになってしまいました。お盆前に台風が来たとき、風でぽっきり折れてしまったものも。支えを作ってこれ以上倒れないように手当しました。

また、根元のほうを見ると、節からたくさんの根が土に伸びています。おそらく、この大きな体をしっかり支えようと、根が伸びていったのだと思います。土寄せをして、根が深く広く張るようにしました。

節からどんどん根が伸びる
土寄せ後の根元

もう一つ畑で育てているのが「綿」です。春にポットに種まきをして、マルチをかぶせた畝に植え替えて2ヶ月あまり、今は花盛りです。綿の花は咲き始めは白いのですが、数日後にはピンク色になって枯れていきます。盛りには1本の株に白とピンクの花が混在しているので、「(2色の花が咲くなんて)珍しい花だね?」とよく言われます。

咲き始めの白い花
終わり頃のピンク色の花

綿も秋になると実をつけます。綿の実って、どんなものか分かりますか?あのふわふわの綿がどうやってできるのか、不思議ですよね。またこちらのブログでご紹介したいと思います(^0^)!