親子ぷちキャンプin桑取谷

(2024.2/4,11,17)くわどり湯ったり村のとなりにある「癒しの森」にて、親子雪遊びイベントを実施しました。開会式のあと、大人は「山かんじき」と呼ばれるかんじきを、構造など解説を受けながら履きました。準備ができたら散策スタート!子どもたちは「動物足跡カード」を使い、雪に残る足跡や、木の実の食べた跡など探し観察をしながら雪道を歩きました。

広場に着くと一旦休憩です、その間に「雪の深さ」「雪の温度」と2つの雪の実験をします。雪の深さを測ると1.5mほど。例年よりは少ないですが、子供たちは「自分がすっぽり埋まるね」と驚いていました。

そしておまちかね、みんなで元気に雪遊び!かまくら作りや雪合戦、斜面を使った肥料袋ソリなど、色々なに雪遊びを楽しみます。特に肥料袋ソリは大人気で、みんなが滑れば滑るほどコースが滑らかに仕上がっていき、よく滑る良いコースになっていきました。

楽しんで少し疲れたところで、たき火体験とおやつタイムです。みんなで雪のイスとテーブルを掘り、中心に焚き火台を置き、火を起こして暖まります。コーヒーやココアを飲み、焚き火を使って焼きマシュマロやポップコーン作りにチャレンジしました。3時間という短い時間ですが、親子で桑取の冬の森を満喫しました。

ろうきん森の学校~秋の森散策会とつる編み体験~

(2023.11.5)今回は新潟ろうきん有志の皆さんと、労金連合会の皆さんが合同で、市民の森の「みやまそコース」の散策を行いました。秋晴れのもと、ちょっと紅葉には早いかなというタイミングでしたが、八斗展望所からは糸魚川方面の山々も望むことができました。「思ったよりきつかった~!」とのご感想でしたが、お昼にはぬか釜ご飯と具だくさんきのこ汁にて疲れを癒やし、午後はつる編みにチャレンジしました。クズのつるを軸に使い、アケビの細いつるを編み込み用に使いました。最初は出来上がりのイメージがわかなかった皆さんも、編み進めていくとお皿型やお椀型、壺型など、いろいろなアレンジが見られました。中には、「お酒のボトルを入れて飾ろう!」という方も!生活空間にちょっと自然の物が入ると和みますね。ぜひ身近に置いて使ったり飾ったりして楽しんでください!

もりっちクラブ第8回「散策、新米ご飯、1年のまとめ」

(2023.11.14)今回の活動テーマは「秋の自然を楽しむ」と「今年度のまとめをする」です。朝の挨拶を終えると、みんなで秋の森へお散歩におでかけしました。赤や黄色に紅葉した落ち葉を拾って観察したり、森を抜ける涼しい風を感じたりしながら、1年間いろんな活動をした市民の森を歩きました。ムカゴやキノコも収穫できました。

お散歩のあとは管理棟へ戻り、前回参加できなかった子は丸太切りとポックリ馬作りをしました。また、昨年コマ打ちしたホダ木からシイタケとナメコがたくさん出ていたので、これらも収穫しました。

今回の昼食作りは、“ヌカ釜”で炊いた新米ごはん、収穫したキノコの汁、焼き芋、そしてデザートにダッチオーブンで焼きりんごを作りました。いろんな秋の味覚を家族みんなで美味しく頂きました。

午後はお片付けの時間、1年間使ったテーブルやイスなどをきれいにしました。その後は自由に遊んだりくつろいだり、各々市民の森を満喫しました。

最後はみんなで記念撮影!来年もみんなで楽しく、美味しく、活動できればと思います。

古道散策会~秋の海前峰を歩く~

(2023.11.3)散策には心地よい天候に恵まれ、色づきかけた木々の木漏れ日を楽しみながら歩くことができました。中ノ俣集落を抜けてから、海前峰の頂上まで上りが続きますが、登り切ってしまえば、眼下に海と川と高田平野が一望でき、疲れも忘れてしまいます。その先は一度下って南葉登山道の尾根へと合流するのですが、その登山道から対岸の山を見上げると、それはついさっきまでいたはずの海前峰ではありませんか。「あんなところまで登ったんだね」「下りるのはあっという間だね」と、感想は様々ですが、人が歩く力って結構すごいんだな、と感じました。車に乗っていては絶対に見たり感じたりすることのできない景色や香りや音を存分に体感できた一日でした。

第7回もりっちクラブ~ヒシ取り・丸太切り~

(2023.10.8)今回は、管理棟横にある「ひし池」でのヒシ取り、木工作体験で二人挽きのノコギリで丸太切りとポックリ馬作り、調理体験ではくるみ味噌・焼きおにぎり・焼き芋・なめこ汁・ヒシの塩ゆでをしました。ヒシ取りでは、スタッフが胴長を着て池の中へ入り、取ったヒシから子どもたちが実をより分けます。管理棟ではかまどで焼き芋やくるみ味噌の材料となるクルミ穿り、二人挽きのノコギリで丸太切り体験を行いました。ノコギリは二人の呼吸が合わないと切り難く、声を掛け合い切りました。丸太は半分に割り、「ポックリ馬」を作りました。おやつに茹でたヒシはホクホクして、不思議な味がします。「今まで食べたものの中で一番美味しい!」という子もいました。

古道散策会 ~牧場から後谷を歩く~

(2023.10.7)時折、雨に見舞われる天気となりましたが、秋の訪れを感じる森を散策しました。中ノ俣から牧場まではブナやナラの林を通り、たくさんのドングリが落ちていました。また、道端にはいろいろな種類のきのこが生えていて、私たちの目を楽しませてくれました。後谷に入って灰塚までは、「桜清水の会」の牛木徹さんにガイドをしていただきました。平成29年から地元有志の方により整備された里道は、とても気持ちよく歩ける散策コースとなっており、所々に案内看板も設置されています。講師よりかつての集落の様子や人々の生活などについて詳しく解説をいただきながら、楽しく歩くことができました。地元の黒田小学校の児童もこの道を歩き、郷土の歴史に触れ、地域愛を育んでいるというお話し伺い、心温まる散策会となりました。

 

もりっちクラブ第6回「箸作り・燻製体験」

(2023.9.3)今回は、「家族で使える木工作」というテーマで、丸太から「箸」を作りました。用意した木材はスギとサクラ、スギは柔らかく削りやすいので初級者向け、サクラは硬く上級者向けです。丸太を細く割ったあと、小刀で削り始めました。箸の形に削り終わった後は、丁寧にヤスリがけをします。粗いものから3種類をかけていき、表面を滑らかにしていき、最後にクルミを絞った油を塗って完成です!

昼食は調理体験としてミョウガ取りをしてミョウガ汁をつくりました、今年は例年よりもミョウガの出が悪く、みんなで手分けして探しました。また、ウインナーやチーズを持ち寄り、燻製体験をしました。

もりっちの活動もあと2回、秋の森の魅力や、秋の味覚などたくさん体験できればと思います。

 

もりっちクラブ第5回~川遊び、BBQ~

(2023.8.19)夏真っ盛り、暑さに負けず元気に遊ぼう!ということで、今回は市民の森入口近くの桑取川・谷地川合流地点で川遊びとBBQをしました。全然雨が降らず、川の水量も減っており川底には藻が生えて心配でしたが、山から流れる水は冷たく、入ってて気持ち良い温度でした。子どもたちはおおはしゃぎ!深い所へ何度も飛び込みしたり、平たい石を見つけては水切りをしたり、生き物探しをして遊びました。また、じぃじから「竹の水鉄砲」の作り方を教わり自作の武器を手に入れると、友達へブシャー!とかけ合って遊んでいました。お昼のBBQは肉多め、野菜もしっかり食べて、スタミナ補給!水分もしっかりと摂って、いざ午後へ!時間ギリギリまで遊んで、帰りは温泉でゆっくりと。良い夏の思い出になりました!

 

もりっちクラブ番外編~市民の森でライトトラップ!~

7月に入り、日に日に陽射しが強くなり夏の訪れを感じます。夏といえば昆虫採集!カブトムシ、クワガタムシ、チョウチョ、バッタ…いろんな虫が市民の森にはいます。そんな市民の森で、今回は普段なかなか出来ない「ライトトラップ」という昆虫採集を実施しました。これは光に集まる習性を持つ虫を、強力なライトを使い集めるという採集方法です。日も落ちて暑さも和らいだ頃、イベント開始です!森に向かってライトを当て、虫が飛んでくるのを待ちます。5分もすると小さい羽虫などが飛び始め、そこから段々と虫の種類が増えていきます。20時を過ぎた頃、最初のクワガタムシ、「コクワガタ」が飛来!それからはコクワガタやアカアシクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタなど、いろんなクワガタムシが飛んできて子供たちは大喜び!他にもカミキリムシや大きい蛾など大小様々な虫の観察ができました。

もりっちクラブ④~秘密基地作り~

7月の活動テーマは“自然の中のひみつ基地づくり”です。親子で自然の中に入り、森の手入れやひみつ基地づくりをします。まず「ロープワーク」の練習です。「巻き結び」と「もやい結び」の2種類をマスターしようと頑張りました。この結び方は、後のひみつ基地づくりや遊具の取り付けで役に立ちます。森の手入れでは、ノコギリを使って雪で押された枝や、細く混み合った木、ツルなどを切って、木の間に風が通るようにしました。この手入れで出た枝や葉っぱ、つるなどを組み合わせて、ひみつ基地作りに挑戦です。お昼休憩で手作りピザを食べあと、午後は基地に飾る看板を作りました。皆で板に絵の具で思い思いの絵を描き、最後に「もりっち」の文字を入れて完成です!基地に周りの木にはロープを結び、ブランコやターザンロープも作って遊びました。またツルでぐるぐる巻きになっていたこんもりしていたところを…つるや根っこ、切り株などを、綱引きをしながら力を合わせて剥がしていくと、見事な大岩が現れました!最後はこの大岩で記念撮影。本日一番のミッションでした!