ちょいワラ体験会~青ワラ自由創作・その2~

(2023.9.9)8月に引き続き、青ワラを使った自由創作活動を行いました。「前回、ミニフカグツを片方作ったので、もう片方編んで完成させたい!」と意気込む参加者でしたが、1ヶ月経つと、忘れてしまっていることも多く、「間を空けずに何回か作ってみるのが大切ですね。」と語っていました。苦労を重ねた手のひらサイズのミニフカグツが1足完成すると感無量です。他にも鍋敷きや釜敷きを作りましたが、つなぎヒモを工夫してアレンジしたり、オリジナルの作品が生まれていました。次回は、トウガラシつなぎで秋のわら細工を楽しみたいと思います。

 

もりっちクラブ第6回「箸作り・燻製体験」

(2023.9.3)今回は、「家族で使える木工作」というテーマで、丸太から「箸」を作りました。用意した木材はスギとサクラ、スギは柔らかく削りやすいので初級者向け、サクラは硬く上級者向けです。丸太を細く割ったあと、小刀で削り始めました。箸の形に削り終わった後は、丁寧にヤスリがけをします。粗いものから3種類をかけていき、表面を滑らかにしていき、最後にクルミを絞った油を塗って完成です!

昼食は調理体験としてミョウガ取りをしてミョウガ汁をつくりました、今年は例年よりもミョウガの出が悪く、みんなで手分けして探しました。また、ウインナーやチーズを持ち寄り、燻製体験をしました。

もりっちの活動もあと2回、秋の森の魅力や、秋の味覚などたくさん体験できればと思います。

 

第20期 棚田学校+ろうきん森の学校 「ハサ作りとアゼクサ刈り」

(2023.8.27)暑い日が続いたので、田んぼの水不足が心配されましたが、幸いにも用水の水は涸れることなく、稲は無事穂をつけ、そろそろ黄色い穂を垂れる頃となりました。今回は9月の稲刈りに向けて、稲を干す「ハサ」を組みました。横木となる竹を段々に組んでいきますが、長い竹を支えながら、縦木と横木をヒモで結んでいくのは重労働です。今回は新潟ろうきん有志の方々にもお手伝いいただき、声を掛け合いながら、チームワークで作業がどんどん進みました。その間、子ども達は用水沿いに畦の草刈りをしましたが、初めてサワガニを見つけて大騒ぎ!用水の水の冷たさを感じながら、棚田を見下ろして景色を楽しんでいました。午後は暑い中でのアゼクサ刈りでしたが、3回目の草刈りなので、皆さん要領よく作業を進めていました。これで9月の稲刈りの準備は万端です! 9月は稲刈りサポーターも大募集です。ぜひご協力よろしくお願いいたします。

もりっちクラブ第5回~川遊び、BBQ~

(2023.8.19)夏真っ盛り、暑さに負けず元気に遊ぼう!ということで、今回は市民の森入口近くの桑取川・谷地川合流地点で川遊びとBBQをしました。全然雨が降らず、川の水量も減っており川底には藻が生えて心配でしたが、山から流れる水は冷たく、入ってて気持ち良い温度でした。子どもたちはおおはしゃぎ!深い所へ何度も飛び込みしたり、平たい石を見つけては水切りをしたり、生き物探しをして遊びました。また、じぃじから「竹の水鉄砲」の作り方を教わり自作の武器を手に入れると、友達へブシャー!とかけ合って遊んでいました。お昼のBBQは肉多め、野菜もしっかり食べて、スタミナ補給!水分もしっかりと摂って、いざ午後へ!時間ギリギリまで遊んで、帰りは温泉でゆっくりと。良い夏の思い出になりました!

 

ちょいワラ体験会⑤~青田刈りと青ワラで自由創作~

(2023.8.13.26)今年は今年はお盆の8月13日青田刈りを行いました。例年通り暑い盛りの青田刈りですが、しっかり真っ直ぐ伸びた青ワラは風になびき、長さも質も上々でした。すぐに機械乾燥をしてパリっと乾いた青ワラは、本当に香ばしく良い香りがします。26日には、ちょいワラ体験会にて早速青ワラを使った作品作りを行いました。初物の青ワラは、叩かなくても柔らかいのですが、縄をなっているとシャリシャリと良い音がします。香りも音も楽しみつつ、ついおしゃべりも弾んでしまうのも、ちょいワラ体験会のいいところです。定番のコースターや鍋敷きのほか、縄に布を編み込んだり、縄を壺型に形成したり、同じ材料を使っても、いろいろなアレンジが広がります。作品にドライフラワーなどを組み合わせると、一層青ワラの色が引き立ちます。冬に青ワラでのしめ縄やリース作りが待ち遠しいです。

 

もりっちクラブ番外編~市民の森でライトトラップ!~

7月に入り、日に日に陽射しが強くなり夏の訪れを感じます。夏といえば昆虫採集!カブトムシ、クワガタムシ、チョウチョ、バッタ…いろんな虫が市民の森にはいます。そんな市民の森で、今回は普段なかなか出来ない「ライトトラップ」という昆虫採集を実施しました。これは光に集まる習性を持つ虫を、強力なライトを使い集めるという採集方法です。日も落ちて暑さも和らいだ頃、イベント開始です!森に向かってライトを当て、虫が飛んでくるのを待ちます。5分もすると小さい羽虫などが飛び始め、そこから段々と虫の種類が増えていきます。20時を過ぎた頃、最初のクワガタムシ、「コクワガタ」が飛来!それからはコクワガタやアカアシクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタなど、いろんなクワガタムシが飛んできて子供たちは大喜び!他にもカミキリムシや大きい蛾など大小様々な虫の観察ができました。

棚田学校④~アゼクサ刈りと昼食交流会~

7月には田んぼの稲も水面を隠すほどに大きくなり、8月初旬の出穂を楽しみに待っています。一方、「先月キレイに草刈りをしたのに!」という悲鳴が聞こえそうなくらい、梅雨明けの日差しを受けてぐんと大きくなった畦の雑草(アゼクサ)は伸び放題です。今回は、暑い日差しの中でしたが、アゼクサ刈りに集中して作業を行いました。前回、「切れる鎌は作業が進む!」と体感した棚田学校の皆さんは、「マイ鎌・マイ砥石」にて、家族で協力・分担しながら効率よくアゼクサを刈っていました。子ども達は草刈りの他にも、熊手で草をかき集め、草運びのお手伝いです。2時間弱の作業でしたが、午前中の作業を終えた皆さんの表情は暑さにもかかわらず晴れやかでした。それもそのはず、午後はお楽しみの昼食交流会です!笹寿司と鳥汁をメインに、皆さんの一品持ち寄りにて、作業の疲れを忘れて楽しみました。子ども達はスイカ割りに興じ、パッカーンと見事に真っ二つに割れたスイカは、夏の味がしました。

ちょいワラ体験会④~ラベンダーバスケット作り~

ちょいワラ体験会では、参加者の方々にワラ以外の材料を提供していただく機会も多いのですが、7月はラベンダーを分けていただき、「ラベンダーバスケット」作りに挑戦しました。材料提供と講師を引き受けて下さったのはちょいワラ部会の常連さんで、わら細工以外にもリース作りなど、自然材料を活かした様々なものづくりを楽しんでいます。今回作成したラベンダーバスケットは、ラベンダーの束の茎部分を麻ヒモで編んで仕上げる手のひらサイズの飾りです。花かごのような形もカワイイのですが、編むたびにラベンダーの香りが広がり、場を和ませてくれました。リボンで編み込んだ「ラベンダースティック」も人気でした。「色ヒモで編んだり、リボンを飾ってもいいね」とアイディアがどんどん沸いてきます。わら細工の技術は、いろいろなものづくりに活かすことができるんだな、と感じました。

 

 

新潟ろうきん定例活動③~研修会と森林整備活動~

今回は新潟ろうきんの管理職の方々が集まり、研修と市民の森での草刈り作業を行いました。「支店長自らが「ろうきん森の学校」やNPOの活動を理解し、積極的に参加することが職員の行動にも反映する」という趣旨のもと、研修会では、当団体が活動する上での地域との関わり方や活動を継続していくためのポイントなどについて質問が集中しました。また、くわどり市民の森では、数年前から整備している「きのこ畑」の草刈りを行いました。背丈ほどに伸びたヨシやスゲを大鎌で刈っていきます。最初はどこまでも続く草原に引き気味だった皆さんですが、あっという間に刈り進んでいきました。「久々にいい汗かきました!」とにこやかに作業を終えました。

もりっちクラブ④~秘密基地作り~

7月の活動テーマは“自然の中のひみつ基地づくり”です。親子で自然の中に入り、森の手入れやひみつ基地づくりをします。まず「ロープワーク」の練習です。「巻き結び」と「もやい結び」の2種類をマスターしようと頑張りました。この結び方は、後のひみつ基地づくりや遊具の取り付けで役に立ちます。森の手入れでは、ノコギリを使って雪で押された枝や、細く混み合った木、ツルなどを切って、木の間に風が通るようにしました。この手入れで出た枝や葉っぱ、つるなどを組み合わせて、ひみつ基地作りに挑戦です。お昼休憩で手作りピザを食べあと、午後は基地に飾る看板を作りました。皆で板に絵の具で思い思いの絵を描き、最後に「もりっち」の文字を入れて完成です!基地に周りの木にはロープを結び、ブランコやターザンロープも作って遊びました。またツルでぐるぐる巻きになっていたこんもりしていたところを…つるや根っこ、切り株などを、綱引きをしながら力を合わせて剥がしていくと、見事な大岩が現れました!最後はこの大岩で記念撮影。本日一番のミッションでした!