ちょいワラ体験会③④ ミニフカグツ作り

6月と7月の体験会では、前々から要望のあった「ミニフカグツ」作りにチャレンジしました。普通サイズのフカグツ作りは手だけでなく、足も使うし、前屈みの姿勢になったりと、とても大変なのですが、今回はぞうり作りの治具を活用して、楽に作業できるようにしました。

一方、ミニサイズのものづくりは細かい作業が多いのが難点です。フカグツの底、ガメ(つま先)、筒部分を順に編んでいきますが、ワラ1本か2本を選んで丁寧に編んでいきます。

「細かい編み目がよく見えない」「フカグツが小さすぎて、手が入らなくて編みづらい!」など、ちょっとした困難はあったものの、最後は縁に布を巻いて、高さ10cmほどのミニフカグツ(片方)が出来上がりました。筒部分に鉛筆やドライフラワーを挿して使ってもいいですね。2回の体験会で1足のミニフカグツが完成しました。「それぞれの大きさをそろえるのがとても難しいけど、やっぱり二つ(1足)揃うとうれしい!」と笑顔の皆さんでした。