ろうきん森の学校 岐阜地区との技術交流研修会

(2024.6/6,7) 「ろうきん森の学校」で活動を共にする、岐阜地区の皆さんにお越しいただき、市民の森のキハダの木を使った「グリーンウッドワーク(生木からのもの作り)研修」を行いました。1日目は、樹齢27年ほどのキハダを伐倒し、皮をはぎ、木部を使って木べらを作りました。外皮だけを削る、という作業が難儀でしたが、センという刃物で木を削っていると、皆集中して静かな時が流れていきました。2日目には、キハダの葉を使って草木染めを行いました。講師から「自然の色をいただく」という視点や、葉から採れる色も単色ではなく、煮る時間毎に違う色が採れるなど、実践にも役立つ多くの知識を学びました。キハダの葉で染めたTシャツは目も覚めるような黄色で、絞り模様もそれぞれでとても楽しめました。今回の受講者は市民の森および環境学校のスタッフでしたが、それぞれの施設で今回の研修をプログラム内容に反映していきたいと思います。

 

ちょいワラ体験会 ~(小玉)スイカ入れ~

(2024.6.2) 4月から取り組んできた「砥石袋」の応用で、持ち手付きの〝スイカ入れ〟を作りました。本来は四合瓶入れなので、小玉スイカサイズです。縄を編んで作りますが、持ち手部分は「四つ編み」で、胴部分を「七宝編み」で作ります。「四つ編み」はしっかりとしたベルトのようになり、「七宝編み」は美しい網目模様になります。4本の縄からどうやってこの形になるんだろう?と、とても不思議でしたが、皆でテキスト本とにらめっこしながら(笑)、一つ一つの編み目を丁寧にそろえて編んでいきました。最後に底の部分を編み閉じて完成です。作っている時はあまり分からないのですが、中に物を入れると、その模様の美しさが引き立ちます。「メロンを入れよう!」「ハンギングバスケットでもいける!」と、使い方も様々です。実用的な作品は、ぜひ生活の中に取り入れて楽しんでいただければと思います。

ちょいワラ体験会「砥石袋・再挑戦」

(2024.5.6) 5月より、横畑の「ちょいワラ工房」にて体験会を実施しています。4月に作った砥石袋ですが、「どうも納得がいかない!もう1回作りたい!」ということで、リベンジとなりました。作り方はあまり難しくはないのですが、縄の太さ、よりのかかりかたなど、ちょっとしたことで大きさや形が変わってしまいます。2つめ、3つめを作っていくと、ようやく「ここで・こうする」が分かってきます。お互いにコツを教え合い、共有することで、「みんなで作り上げた砥石袋」ができました。6月には、砥石袋の応用編で「持ち手付きのスイカ入れ」を制作する予定です。「小玉スイカ用かな?大玉入るかな??」と、もうすっかり夏気分です。季節に合わせた作品作りも楽しみの一つですね。

ちょいワラ体験会 ~砥石袋作り~

(2024.4.13)現代風に使うと「ペットボトルホルダー」になる、「砥石袋」を作りました。縄をなって、その縄をねじりながら立体的な形にしていきます。ねじった縄を押さえるのに、両手両足では足らず、講師が作ってくれた治具(作業しやすいように工夫された台などの道具)が大活躍!良い材料と良い道具のおかげで、無事組み上がりました。早速、棚田学校で腰にぶら下げて使ってくれた方もいて、うれしかったです。今度はもっと大きい「一升瓶ホルダー」も作りたいです(笑)!

中ノ俣・食と暮らしの体験会

(2024.3.12) 「熱々の鶏汁をそばにかけていただくのが中ノ俣流!」ということで、そば打ちをして美味しくいただく会を企画しました。そば打ちは初めて、という方もいましたが、名人のビデオや講師のお手本を参考に、丁寧に取り組みました。自分で打って、切って、茹でたそばは最高!じっくり煮込んだ鶏汁と、ダイコンわさびという薬味がよく合います。「汁にむきくるみをかけるのもオツだよ!」と、さらに美味しい食べ方も教えていただきました。顔を出したフキノトウも天ぷらでいただき、一足先に春の香りを楽しみました。午後は古民家・清兵衛にて、古民家の造りや古民具を見せていただき、囲炉裏を囲んでおしゃべりです。講師による「越後追分」や「中ノ俣小唄」もご披露され、手拍子や拍手喝采で賑やかなひとときを過ごしました。今後も冬の山里の楽しみ方をPRしていきたいと思います。

ちょいワラ体験会 ~蛍かご作り~

(2024.3.9)3月は、初めての蛍かご作りにチャレンジしました。蛍かごは、麦わらや稲わらを編んで作った入れ物のような、飾りのようなかごです。昔はこれに蛍を入れて、ほのかな光を楽しんだとか。形が特徴的で、巻き貝のようにねじれた三角錐のような形になります。「どうしてこんな形になるの?」とはじめは不思議なのですが、作ってみると意外と単純な作りに気づきます。麦わらだと茎部分が中空なので、わらを継ぎ足すのも簡単なのですが、稲わらはそうはいきません。ちょっと工夫して継ぎ目に気をつけて作ると、隙間のないきれいな蛍かごができます。もちろん、大きさもいろいろで、小さく作ればイヤリングなどのアクセサリーにもなります。「蛍は入れられないけど、中にランプを仕込んだら、ランプシェードになるね!」と、アレンジも自由自在。見た目も使い方も楽しめる作品になりました。

ちょいワラ体験会 ~編込み鍋敷き作り~

(2024.2.12)2月は、青ワラでなった細縄を使って鍋敷き作りを行いました。縄をヒモでつないで作成する「渦巻き鍋敷き」とは異なり、今回は1本の縄を編み込んで作る「編込み鍋敷き」です。水引きで作る「梅結び」や「菜の花結び」という形を参考に、台紙に沿って縄を置いて1周目で外枠の形を作ります。2周目以降は、1周目の縄に沿わせるように縄を並べて編んでいきます。4周くらい編むと、目がきっちり詰まった鍋敷きが完成します。縄を上下に入れ代えて編んでいくのですが、単純なようでなかなか根気のいる作業です。大きく作れば鍋敷きに、小さく作ればストラップアクセサリーになります。色ヒモを入れると一気に華やかになり、「いろいろなアレンジができていいね!」と創作意欲に火が付きました(笑)。余ったわらを使って馬の形のしおりや縄のねじり馬などを作ってみたら、これも簡単で面白い!楽しみの幅が広がりました。3月は新作・蛍かご作りにチャレンジします!

 

ちょいワラ体験会 ~コキアのほうき作り 他~

(2024.1.27)1月は、昨年平左衛門カフェ横の畑で育てたコキア(ほうき草)を使って、土間履きサイズのほうきを作りました。コキアは秋には紅葉して観賞用で楽しめるのですが、刈り取り後はタネを落としてホウキの材料になります。柄の部分をヒモで締めたあと、実用と飾りを兼ねて持ち手に青ワラでなった細縄を巻き付けます。「去年作ったものは持ち手が太すぎて使いづらかったから、今年は細めにしよう」と、経験をもとに工夫を凝らす人もいて、長さも太さも飾りもそれぞれ個性的な作品となりました。同じほうきつながりで、稲の「みご(籾がついていた部分)」を集めたミゴボウキも作りました。こちらもストラップサイズから手のひらサイズ、卓上サイズなど、いろいろなアレンジができました。飾るだけでなくぜひ使い込んで、味のある実用品として楽しみたいです。

 

 

ちょいワラ体験会 ~わらリース・しめ縄作り、他~

(2023.12月)12月はクリスマスやお正月準備に、わら細工が大人気で、5回の体験会に多くのご参加をいただきました。わらリースもしめ縄も、3人一組で1つを締め上げる工程は同じです。わらの分け方や力加減で、出来が変わってくるのですが、2本目、3本目には慣れてきて、息の合ったチームプレイで作り上げていました。ご提供いただいたドライフラワーや木の実なども上手に使って、華やかなリースが出来上がりました。しめ縄は、中に仕込む「アンコ」作りが決め手となります。この辺りでは真ん中が太くなっているしめ縄が多いのですが、ご家庭によって大きさや太さが違うので、アンコも様々です。締め上げてみるまで出来上がりがわからないのも楽しみのひとつで、その分、締め上がりの達成感は特別でした!午後には、縁起物の亀を作ったグループもあり、亀行列の撮影会となりました。お正月が待ち遠しいです!

 

ちょいワラ体験会 ~縁起カメ作り、ミニかんじき作り、他~

(2023.11.23)今回は自由創作活動ということで、いろいろなものにチャレンジしました。クズのツルがあったので、それを軸に縄を編み込んで平かごを作ったり、わらぞうりが片方しかなかったのでもう片方を仕上げたり。また、「カメを作りたい!」という親子は、大亀・子亀を作って稲穂の尻尾を飾っていました。さらに、ミニフカグツのための「ミニかんじき」を作ったグループは、細い縄をきれいに編み、ツルや小枝で作ったかんじきの枠に設計図通りに巻いて、きれいな網模様が出来上がっていました。わらだけでなく、ツルや小枝、稲穂など、いろいろな材料を組み合わせると、ちょっと趣の変わった作品が出来上がります。わら細工の懐の深さを感じました。