ちょいワラ体験会 12月報告 ~リース、しめ縄、宝船作り~

(2024/12/1,14,16)

12月は新年に向けての制作が大忙し!リース作りではクリスマスとお正月兼用の玄関飾りが人気でした。しめ縄作りではリピーターのベテラン組が初めての人を指導する姿もあり、継続して行っている講座の成果が見えてきました。今回は外国人の方の参加もあり、日本の歴史や文化にも興味を持ってわら細工に臨んでいる姿勢が印象的でした。今年、どうしてもやってみたかった「宝船」作りにちょいワラ部会のメンバーが取組みました。宝船につきものの俵は3つ重ねるのですが、3つとも同じ大きさに作るのが難しいようです。鶴や亀などもわらで作ったり、扇をつけたり、またメンバーが作ってくれた粘土細工のセンリョウや梅などを飾ったりして、とても華やかになりました。来年の干支「巳(へび)」の置物も好評で、皆それぞれにかわいらしく仕上げました。良い年が迎えられそうです!

ろうきん森の学校 岐阜地区との技術交流研修会 in美濃市

(2024.11.20-22)

6月に岐阜地区のグリーンウッドワーク協会の方にお越しいただいたので、今回はこちらの「ちょいワラ部会」から3名が岐阜県美濃市へ出向き、出張わら細工講座を行いました。参加者は、協会の「竹細工部会」に所属する方々で、素材は違いますが「ものづくり」という共通視点を持っているので、話題も弾みました。初日は、作ってみたいという希望の多かった「みごぼうき」を作りました。みごを抜いたりそろえたりする作業は大変なのですが、その地道な作業が出来に影響する、ということをよくご存じで、皆さんとても丁寧に、しかも手早く作業を進めていました。2日目はなわないと自由創作でしたが、なわないはあっという間にマスターし、こちらが持ち込んだ作品やテキストを眺めながら、どんどん作品が出来上がっていきました。「わらから縄になって、それが立体的な形になるって面白いし、穂先や軸も何も捨てるところがない、すごい素材だね」と、わらの無限の可能性も感じていました。参加者からは「岐阜で行っているグリーンウッドワークとわらや縄を組み合わせた作品作りができたら楽しいね!」とのお話しもあり、お互いの技術が組み合わさって新たな可能性を生み出せたらうれしいな、と感じました。

  

ちょいワラ体験会 11月報告 ~トウガラシつなぎとフカグツ作り~

(2024.11.4)

11月に入り、トウガラシが赤く色づき、たくさん採れたので青ワラでトウガラシつなぎを作りました。ワラの緑と真っ赤なトウガラシのコントラストがキレイで、編み目をクロスにすると抜けにくく、しっかりとおさまります。普通は真っ直ぐつないで完成なのですが、ちょっと工夫してリース状に丸くしたり、紫の稲穂や松ぼっくりを飾ったりして、オリジナル作品に仕上げていました。「お友達にあげよう!」とミニプレゼントを作る人も。クリスマスにもぴったりですね!午後にはいよいよフカグツ作りを始めました。軸になる元縄を講師になってもらい、底の部分から編み始めたのですが、なかなかちょうど良い足のサイズにならず、悪戦苦闘!「片方ができたら、もう片方はそれに合わせて作ればいいから」と言われたものの、どれも違うサイズになりそうで・・・。小正月までにいくつできるかな?楽しみです!

ちょいワラ体験会 10月報告 ~壁掛け作り~

(2024.10.6)「縄をなう」という基本と「縄を編む」というアレンジを組み合わせ、「壁掛け飾り」を作りました。縄を6本編んで、3本ずつセットにして編込みます。縄の太さが揃っているときれいな縄目模様ができ、大きく編むと存在感があります。それに古代米の紫の穂や真っ赤なトウガラシを組み合わせると青ワラの緑もよりいっそう映えます。難しいのは3本を揃えて縄目をきれいに編み込むこと。隙間が多いときれいに見えないので、丁寧に・慎重に編込みます。隣の人に抑えてもらったり、引っ張ってもらったり、協力して作り上げました。縄の太さや長さ、本数を変えると趣の違う飾りになります。どれ一つとして同じ物がない手作りの良さですね。11月はトウガラシつなぎをメインに、ワラと植物の組み合わせを楽しみたいと思います。

ちょいワラ体験会 9月報告 ~青ワラ自由創作~

(2024.9.7)

8月に引き続き、青ワラを使った自由創作活動を行いました。七宝編みのミニスイカ入れを作る人、あわじ結びの飾りを作る人、宝船の試作など、それぞれが作りたいものに取り組みました。最近は、講師から教わるというよりも、自分たちで解説本を見たり、作り方を考えたり、工夫したりしながら作品作りができるようになりました。また、参加者がいつの間にか「先生」になって作り方を教えている、ということも増え、それぞれが得意なものを教え合うというスタイルが定着しつつあります。キーホルダーのような小物でも米俵のような大作でも、「わらからこんなモノが作れるんだ!」という驚きと喜びは共通です。次回は、稲穂やトウガラシを使って、秋のわら細工を楽しみたいと思います。

 

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ちょいワラ体験会 ~青ワラで自由創作~

(2024.8.24) 8月10日に、中ノ俣の棚田で育てていた古代米のワラを青田刈りしました。深い田んぼに足を取られ、一苦労でしたが、おかげさまで無事収穫でき、乾燥後の青ワラはパリッと張りがあり、とても良い香りがします。今回はその青ワラを使い、それぞれ自由創作活動を行いました。小学生も2名参加してくれましたが、なわないも上手にこなし、また本を見ながら熱心に根気よく作品作りに取り組んでいました。青ワラは穂の軸がないためとても柔らかく、縄にしてもしなやかです。その柔らかさを活かして、コースターや鍋敷きにしたり、飾りに仕上げたりしました。毎年12月には、この青ワラを使ってしめ縄やお正月リースを作りますが、「今年は宝船にも挑戦しよう!」と、意気込んでいます。お楽しみに!

 

 

ちょいワラ体験会 7月報告 ~ラベンダーバスケット~

(2024.7.7) 7月は初夏に香るラベンダーを利用した「ラベンダーバスケット」を作成しました。ラベンダーバスケットは、ラベンダーの束の茎部分を麻ヒモで編んで仕上げる手のひらサイズの飾りです。乾燥させたラベンダーを使うのですが、それを摘んで乾燥させて使える状態にするのも一苦労です。講師の春原さんには多くの材料をご提供いただき、部屋中に広がる香りに包まれながら話も弾みました。33本のラベンダーを3本ずつ麻ヒモで編み込んでいくというとても細かい作業にちょっと手こずりましたが、小さな花かごのラベンダーナスケットの他に、カラフルなリボンで編み込んだ「ラベンダースティック」もかわいらしく仕上がりました。お部屋に飾ってもかわいらしいのですが、車に置くのもオススメです。「稲わらバスケットもできるのでは!?」と新たな作品への意欲もわいてきました。

ろうきん森の学校 岐阜地区との技術交流研修会

(2024.6/6,7) 「ろうきん森の学校」で活動を共にする、岐阜地区の皆さんにお越しいただき、市民の森のキハダの木を使った「グリーンウッドワーク(生木からのもの作り)研修」を行いました。1日目は、樹齢27年ほどのキハダを伐倒し、皮をはぎ、木部を使って木べらを作りました。外皮だけを削る、という作業が難儀でしたが、センという刃物で木を削っていると、皆集中して静かな時が流れていきました。2日目には、キハダの葉を使って草木染めを行いました。講師から「自然の色をいただく」という視点や、葉から採れる色も単色ではなく、煮る時間毎に違う色が採れるなど、実践にも役立つ多くの知識を学びました。キハダの葉で染めたTシャツは目も覚めるような黄色で、絞り模様もそれぞれでとても楽しめました。今回の受講者は市民の森および環境学校のスタッフでしたが、それぞれの施設で今回の研修をプログラム内容に反映していきたいと思います。

 

ちょいワラ体験会 ~(小玉)スイカ入れ~

(2024.6.2) 4月から取り組んできた「砥石袋」の応用で、持ち手付きの〝スイカ入れ〟を作りました。本来は四合瓶入れなので、小玉スイカサイズです。縄を編んで作りますが、持ち手部分は「四つ編み」で、胴部分を「七宝編み」で作ります。「四つ編み」はしっかりとしたベルトのようになり、「七宝編み」は美しい網目模様になります。4本の縄からどうやってこの形になるんだろう?と、とても不思議でしたが、皆でテキスト本とにらめっこしながら(笑)、一つ一つの編み目を丁寧にそろえて編んでいきました。最後に底の部分を編み閉じて完成です。作っている時はあまり分からないのですが、中に物を入れると、その模様の美しさが引き立ちます。「メロンを入れよう!」「ハンギングバスケットでもいける!」と、使い方も様々です。実用的な作品は、ぜひ生活の中に取り入れて楽しんでいただければと思います。

ちょいワラ体験会「砥石袋・再挑戦」

(2024.5.6) 5月より、横畑の「ちょいワラ工房」にて体験会を実施しています。4月に作った砥石袋ですが、「どうも納得がいかない!もう1回作りたい!」ということで、リベンジとなりました。作り方はあまり難しくはないのですが、縄の太さ、よりのかかりかたなど、ちょっとしたことで大きさや形が変わってしまいます。2つめ、3つめを作っていくと、ようやく「ここで・こうする」が分かってきます。お互いにコツを教え合い、共有することで、「みんなで作り上げた砥石袋」ができました。6月には、砥石袋の応用編で「持ち手付きのスイカ入れ」を制作する予定です。「小玉スイカ用かな?大玉入るかな??」と、もうすっかり夏気分です。季節に合わせた作品作りも楽しみの一つですね。