春に向けてビビラ作成!

「ビビラ」は棚田の田植えに欠かせない道具です。代かき後の田んぼにビビラで線を引き、その線の上に手で苗を植えていきます。およそ30cmの幅を保ちながら、真っ直ぐ線を引くための道具ですが、地域の方から譲ってもらったものは長年の間に欠けたり壊れたりしてしまったので、今回、竹と材木で作ってもらいました。大きな櫛のような形ですが、先端の刃のような部分は竹を削って作ります。それに穴を開けて材木に打ち付け、持ち手をつけます。重いと作業が大変なので、なるべく軽く仕上げます。最後は腐植止めのオイルを塗って完成です(写真はオイル塗り前のもの)。今年は雪が少なく、田んぼが早く顔を出すかも。春が待ち遠しいです★

竹に穴をあけます
持ち手はカンナをかけます
左が古いもの(刃が欠けている)、右が新しく作ったものです