ちょいワラ体験会 3月活動報告 ~フカグツ作り、ミゴボウキ作り~

(2025.3.8)

3月に入り陽気も春めいてきたので、ちょいワラ体験会にも多くの方が集まってくれました。リピーターの方々は「ちょっと大物に挑戦!」ということで、原寸大フカグツの作成に取りかかりました。1日かけても片方の半分くらいまでしかできませんが、何回か続けて作成し、「自分が履ける一足」を目指します。足の甲の部分は「がめ」といいますが、こんもりと上手く編み上げるには木の型が必要です。それを使っても屈み姿勢になるので、ちょっときつい作業になりますが、「がめ」は編み上がるときれいな格子模様になります。亀の甲羅に似ているから「がめ」と言うのかな?真相は分かりません(笑)。初心者組・復習組は、稲のミゴを一本ずつ丁寧に揃えて、卓上用のホウキを作りました。持ち手の麻ヒモの色や綴り方を工夫してカラフルに出来上がりました。4月までは谷浜公民館にて体験会を実施しています。ぜひお寄りください!

   

ちょいワラ体験会 2月活動報告 ~コキアのホウキ作り~

(2025.2.11)

2月はコキア(ホウキグサ)を使ってホウキを作りました。去年はコキアがとても大きく立派な株に育ち、秋には赤くなった枝葉が目を楽しませてくれましたが、刈って干しておいた束にはたくさんのタネが付いていて、それからまた春に芽が出ます。今回は大きな束を選定しながら形を整え、柄になる部分に青ワラでなった細縄を巻き付けました。細縄に色ヒモを入れたり、細縄と同時に布を巻き込んだり、いろいろとアレンジを楽しみました。小学生も参加していましたが、初めての子でもスイスイ細縄を編むことができ、かわいらしい手持ちホウキを作っていました。大きなものは土間ボウキに、小さなものは机上払い用にと、形や大きさを変えて、様々なホウキが出来上がりました。「去年作ったものも使っているよ!」とのことで、使い込むと手にしっくりなじみますね。

   

   

ちょいワラ体験会 1月報告 ~ヘビ飾り作り~

(2025.1.25)

12月にお試しで作った干支のヘビ飾りが好評だったので、1月はヘビ飾り作りをメインに実施しました。「干支の中ではヘビは一番簡単だ!」と思ったのですが、単純なだけに、なわないや編み方を丁寧にしないと模様がきれいにできません。頭は三つ編み、胴体部分はしめ縄編み、尻尾の細い部分は左縄で、という具合に、実はわら細工で使用する様々な技法が組み合わさっていできています。とぐろを巻いて頭をもたげた姿に「針金でも入れているの?」と言われるのですが、上記の編み方がきちんとできていると、ちょっとひねっただけでしっかり形がついてきます。ぐるぐる巻きではなく、くねくねさせて壁掛けタイプにしたり、リボンや飾りでかわいらしく仕上げたり。ちょっと怖くて嫌われそうなヘビも、今年は家のどこかに飾ってかわいがってもらえそうですね!

ちょいワラ体験会 12月報告 ~リース、しめ縄、宝船作り~

(2024/12/1,14,16)

12月は新年に向けての制作が大忙し!リース作りではクリスマスとお正月兼用の玄関飾りが人気でした。しめ縄作りではリピーターのベテラン組が初めての人を指導する姿もあり、継続して行っている講座の成果が見えてきました。今回は外国人の方の参加もあり、日本の歴史や文化にも興味を持ってわら細工に臨んでいる姿勢が印象的でした。今年、どうしてもやってみたかった「宝船」作りにちょいワラ部会のメンバーが取組みました。宝船につきものの俵は3つ重ねるのですが、3つとも同じ大きさに作るのが難しいようです。鶴や亀などもわらで作ったり、扇をつけたり、またメンバーが作ってくれた粘土細工のセンリョウや梅などを飾ったりして、とても華やかになりました。来年の干支「巳(へび)」の置物も好評で、皆それぞれにかわいらしく仕上げました。良い年が迎えられそうです!

ろうきん森の学校 岐阜地区との技術交流研修会 in美濃市

(2024.11.20-22)

6月に岐阜地区のグリーンウッドワーク協会の方にお越しいただいたので、今回はこちらの「ちょいワラ部会」から3名が岐阜県美濃市へ出向き、出張わら細工講座を行いました。参加者は、協会の「竹細工部会」に所属する方々で、素材は違いますが「ものづくり」という共通視点を持っているので、話題も弾みました。初日は、作ってみたいという希望の多かった「みごぼうき」を作りました。みごを抜いたりそろえたりする作業は大変なのですが、その地道な作業が出来に影響する、ということをよくご存じで、皆さんとても丁寧に、しかも手早く作業を進めていました。2日目はなわないと自由創作でしたが、なわないはあっという間にマスターし、こちらが持ち込んだ作品やテキストを眺めながら、どんどん作品が出来上がっていきました。「わらから縄になって、それが立体的な形になるって面白いし、穂先や軸も何も捨てるところがない、すごい素材だね」と、わらの無限の可能性も感じていました。参加者からは「岐阜で行っているグリーンウッドワークとわらや縄を組み合わせた作品作りができたら楽しいね!」とのお話しもあり、お互いの技術が組み合わさって新たな可能性を生み出せたらうれしいな、と感じました。

  

ちょいワラ体験会 11月報告 ~トウガラシつなぎとフカグツ作り~

(2024.11.4)

11月に入り、トウガラシが赤く色づき、たくさん採れたので青ワラでトウガラシつなぎを作りました。ワラの緑と真っ赤なトウガラシのコントラストがキレイで、編み目をクロスにすると抜けにくく、しっかりとおさまります。普通は真っ直ぐつないで完成なのですが、ちょっと工夫してリース状に丸くしたり、紫の稲穂や松ぼっくりを飾ったりして、オリジナル作品に仕上げていました。「お友達にあげよう!」とミニプレゼントを作る人も。クリスマスにもぴったりですね!午後にはいよいよフカグツ作りを始めました。軸になる元縄を講師になってもらい、底の部分から編み始めたのですが、なかなかちょうど良い足のサイズにならず、悪戦苦闘!「片方ができたら、もう片方はそれに合わせて作ればいいから」と言われたものの、どれも違うサイズになりそうで・・・。小正月までにいくつできるかな?楽しみです!

ちょいワラ体験会 10月報告 ~壁掛け作り~

(2024.10.6)「縄をなう」という基本と「縄を編む」というアレンジを組み合わせ、「壁掛け飾り」を作りました。縄を6本編んで、3本ずつセットにして編込みます。縄の太さが揃っているときれいな縄目模様ができ、大きく編むと存在感があります。それに古代米の紫の穂や真っ赤なトウガラシを組み合わせると青ワラの緑もよりいっそう映えます。難しいのは3本を揃えて縄目をきれいに編み込むこと。隙間が多いときれいに見えないので、丁寧に・慎重に編込みます。隣の人に抑えてもらったり、引っ張ってもらったり、協力して作り上げました。縄の太さや長さ、本数を変えると趣の違う飾りになります。どれ一つとして同じ物がない手作りの良さですね。11月はトウガラシつなぎをメインに、ワラと植物の組み合わせを楽しみたいと思います。

ちょいワラ体験会 9月報告 ~青ワラ自由創作~

(2024.9.7)

8月に引き続き、青ワラを使った自由創作活動を行いました。七宝編みのミニスイカ入れを作る人、あわじ結びの飾りを作る人、宝船の試作など、それぞれが作りたいものに取り組みました。最近は、講師から教わるというよりも、自分たちで解説本を見たり、作り方を考えたり、工夫したりしながら作品作りができるようになりました。また、参加者がいつの間にか「先生」になって作り方を教えている、ということも増え、それぞれが得意なものを教え合うというスタイルが定着しつつあります。キーホルダーのような小物でも米俵のような大作でも、「わらからこんなモノが作れるんだ!」という驚きと喜びは共通です。次回は、稲穂やトウガラシを使って、秋のわら細工を楽しみたいと思います。

 

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ちょいワラ体験会 ~青ワラで自由創作~

(2024.8.24) 8月10日に、中ノ俣の棚田で育てていた古代米のワラを青田刈りしました。深い田んぼに足を取られ、一苦労でしたが、おかげさまで無事収穫でき、乾燥後の青ワラはパリッと張りがあり、とても良い香りがします。今回はその青ワラを使い、それぞれ自由創作活動を行いました。小学生も2名参加してくれましたが、なわないも上手にこなし、また本を見ながら熱心に根気よく作品作りに取り組んでいました。青ワラは穂の軸がないためとても柔らかく、縄にしてもしなやかです。その柔らかさを活かして、コースターや鍋敷きにしたり、飾りに仕上げたりしました。毎年12月には、この青ワラを使ってしめ縄やお正月リースを作りますが、「今年は宝船にも挑戦しよう!」と、意気込んでいます。お楽しみに!

 

 

ちょいワラ体験会 7月報告 ~ラベンダーバスケット~

(2024.7.7) 7月は初夏に香るラベンダーを利用した「ラベンダーバスケット」を作成しました。ラベンダーバスケットは、ラベンダーの束の茎部分を麻ヒモで編んで仕上げる手のひらサイズの飾りです。乾燥させたラベンダーを使うのですが、それを摘んで乾燥させて使える状態にするのも一苦労です。講師の春原さんには多くの材料をご提供いただき、部屋中に広がる香りに包まれながら話も弾みました。33本のラベンダーを3本ずつ麻ヒモで編み込んでいくというとても細かい作業にちょっと手こずりましたが、小さな花かごのラベンダーナスケットの他に、カラフルなリボンで編み込んだ「ラベンダースティック」もかわいらしく仕上がりました。お部屋に飾ってもかわいらしいのですが、車に置くのもオススメです。「稲わらバスケットもできるのでは!?」と新たな作品への意欲もわいてきました。