もりっちクラブ④木工作とマイピザ!

「梅雨時期だからこそ、じっくり工作を!」ということで、今回は生木を使った色鉛筆と小枝のストラップ作りを行いました。太い枝に穴をあけて色鉛筆の芯を埋め込み、削っていきます。小刀でも削れますが、「馬」という専用の削り台にまたがり、「セン」という刃物を使って色鉛筆の先を削っていきます。スイスイ削れるので、つい削り過ぎてしまうくらい楽しい作業です。好みの枝や色を組み合わせ、味のある色鉛筆ができました。

昼食時には、好きな具材を使ったマイピザを作りました。トッピングの定番と言えばソーセージやピーマン、チーズですが、もりっちの皆さんのピザは、ブルーベリーとバナナのフルーツピザや、エビやしらすのシーフードピザ、ナッツ類とチーズの濃厚ピザなど、本当にいろいろなアイディアがいっぱい!ほんの2分くらいで焼けてしまうスグレモノのミニピザ釜でこんがり焼いたら、出来上がり!熱々をその場でいただけるのは、アウトドアクッキングの醍醐味ですね。

いつもの「ちょいボラ」も忘れていませんよ!活動場所の草取りを行い、3段の堆肥ボックスの半分くらいまでたまったかな?秋には落ち葉もいっぱい入れて、ふかふかの土を作ろう!

 

もりっちクラブ③ ミニ遠足!

「たまには管理棟より先の方まで行ってみたい!」という要望にお応えして、今回はミニ遠足を実施しました。すが池までのちびっ子コースと、八斗展望所までのがんばりコースに分かれてスタートしました。ちびっ子コースでは虫取りアミを片手にチョウチョや虫を追いかけたり、道ばたの花を摘んだり、とのんびり。私たち大人の目線では見つけられない小さな生き物にも目をとめ、日常にない大発見を楽しんでいました。

がんばりコースは急な坂道もなんのその、高台での眺めは最高です!きれいな蝶を捕まえたり、クマの爪痕があったり、自然と生き物に囲まれていることを体感するコースでした。

管理棟に戻ったら、お楽しみのお昼です。今回はミョウガタケとワラビの山菜みそ汁を堪能しました。あくを抜いたワラビのぬめりと風味、ミョウガタケの歯ごたえと香りが絶妙です。お疲れモードの大人をよそに、子どもたちはたくさん歩いた後でも元気に遊び回っていました。

 

子ども山里学校② 少数精鋭!田んぼと畑作業

2回目となる今回は、市内小学校の運動会と重なったため、7人と少人数での実施となりました。「これだけの人数で、田植え終わるかな?」との大人の心配をよそに、昨年も参加した子どもたちを中心に、チーム戦でテキパキと田植えを進めていました。

あっという間に田植えが終わり、続いて畑作業です。畝にマルチをかけて、穴をあけ、サツマイモの苗を植えました。隣の畝ではジャガイモも植え、一休みです。

大人はゆっくり休みたいのですが、子どもたちは元気が有り余って、オタマジャクシを探しに田んぼへGo!先月は卵だらけだった田んぼに、無数のオタマジャクシがうごめいていました。「もう足が生えているのもいる!」と大騒ぎ。手ですくってみたり、つついてみたり、命を育む田んぼに感動です!

美味しいお昼ごはんの後には、畑の隣で採ったネマガリタケを古民家「きんざえもん」に持っていって、囲炉裏で焼きタケノコです。火起こしに苦労しながらも、あつあつに焼き上がったタケノコの皮をむいて頬張るとやさしい甘みが広がります。シンプルイズベスト!

人数が少なくてまとまりがよかったので、自由時間もたっぷりとれました。次回はみんなで田んぼの草取り頑張りましょう!

もりっちクラブ② タケノコ祭り!

今回のお楽しみは「ネマガリタケ」!ろうきん森の学校で手入れをしているネマガリタケ林へ、タケノコ採りに行きました。最初は、子どもたちも「どこに生えているの?」ときょろきょろしていましたが、腰をかがめてじっと根元の方を見つめていると・・・地面からにょっきり生えたネマガリタケを発見!「こっちにも、あっちにもあるよ!」と、元気な声が飛び交っていました。

早速、皮をむいて節を取って、タケノコ汁に。大鍋で煮た汁は大人気で、子どもたちもたくさんおかわりしていました。

「ちょいボラ」活動では、落ち葉を集めて堆肥場を作りました。堆肥枠は高学年の子どもたちが頑張って組み立ててくれました。たくさん落ち葉や草を集めて、ふかふかの土を作ると、カブトムシが卵を産んでくれるかもしれませんね。3段もある堆肥枠がいっぱいになるように、次のちょいボラもよろしくお願いします!

 

 

もりっちクラブ①~春のお楽しみ!~

今年度も元気に「もりっちクラブ」始動です!昨年度参加の8組に新たに3組が加わり、11組での実施となります。まだ雪がとけ残っていた市民の森にて、4月24日に「春を満喫する」をテーマに活動しました。まずは、この時期お楽しみの山菜探しです。今の旬は、雪どけ直後に顔を出したフキノトウとコゴメです。「コゴメは、1つのところからたくさん出ているけど、半分くらい取って、後は来年のために残しておくんだよ。」と、教えてもらいながら、子どもたちも宝探しのように楽しんでいました。

ちょっと顔を出したタラノメやウドの葉っぱも一緒に、天ぷらにして味わいました。「子どもは普段は天ぷらは食べないけど、今日はおいしいって言ってたくさん食べました!」とびっくりする親御さんもいました。

その他にも、シイタケやナメコのコマ打ちをしたり、雪折れした枝を切ったり、ちょこっとボランティア=「ちょいボラ」も大忙し。カタクリの絨毯、クロサンショウウオの卵塊、木々の芽吹きなど、感動と驚きいっぱいの一日でした。

 

**おまけ**

「葉わさび」がたくさんあったので、みんなでしょうゆ漬けにしてお持ち帰りしました★ぴりっと辛くて、大人の味です。

中ノ俣・子ども山里学校スタート!

年間で中ノ俣に通い、山里の自然や暮らしを体験する「中ノ俣子ども山里学校」が今年も始まりました。市内の小学校2~6年生合計17名が登録し、これから月に1回活動を行っていきます。4月は、米を育てる棚田で泥遊びをしながら代掻きをしたあと、グループに分かれて中ノ俣集落を探検しました。中ノ俣に来たことがある子も初めての子も、山里学校ではのびのび、思い切り楽しみます。これからどんな発見があるか、楽しみです!

早春の棚田を歩く
さあ、田んぼに入ろう!「・・・(冷たそう)」
みんなで代かき!どろんこソリもなかなか楽しいよ!
こんなカエルの卵がいっぱい!オタマジャクシはまだ見えませんね。
中ノ俣探検で神社を見つけました
お昼はお汁に、山菜の天ぷらに、五目おこわ!中ノ俣の「おいしい」が詰まっています。

どんなに寒くても、森遊びは楽しい!ちょっとハンモックゆらしすぎじゃ・・・(笑)

 

もりっちクラブ⑥ ~竹箸作り、飯ごうご飯他~

11月7日のもりっちは、「新米を美味しく食べよう!」ということで、野外炊飯とものづくりを組み合わせたプログラムを実施しました。調理の前に、ご飯を食べるための箸作りです。小刀で竹を削り、紙やすりで仕上げます。子どもには難しいかも?と思いましたが、子どもも大人も夢中になって削っていました。

ご飯のお供は、クルミ味噌です。前回拾ったクルミを煎って割り、中身を竹串で取り出します。なかなかきれいに取り出すのは大変でしたが、香ばしくて甘いクルミ味噌は大好評でした。メインのご飯は家族毎に飯ごうで炊きました。前回も行った火起こしはバッチリです。お焦げもおいしさに花を添えていました。

原木なめこをたくさんいただいたので、具だくさんのなめこ汁でおなかもいっぱい!最終回となった今回は、全組集まり、みんなで協力して作り上げたプログラムとなりました。「来年はこんなこともしてみたい!」と早くも次年度への期待に満ちあふれていました。

*おまけ*今年度全6回の活動を終えたもりっちクラブ。最後に集合写真を撮ったとき、参加者の皆さんからスタッフに寄せ書きのサプライズプレゼントをいただきました!びっくりして、うれしくて、思わず目頭が熱くなりました★来年度も参加者の皆さんと一緒に楽しみながら活動を組み立てていきたいと思います!

 もりっちスタッフ、感激です!ありがとうございます!

もりっちクラブ⑤ ~くるみ拾い、きのこ探しなど~

今回のもりっちクラブは、「自然の恵みを見つけよう!」をテーマに、おいしいもの探しに出かけました。まずはクルミ拾いです。草やぶの中に落ちているクルミの実をたくさん拾いました。次回にはクルミ味噌にして食べてみようと思います。今年はきのこが不作のようで、なかなか美味しいきのこには出会えませんでしたが、面白い形のものや、押すとぶわっと胞子を吐くものなど、いろいろなきのこがありました。ヤマノイモのムカゴもたくさん集めました。

また、一家族に1本、ほだ木を用意して、シイタケのコマ打ちをしました。「どれくらいしたら、シイタケが出てくるのかな?」と子どもたちは待ちきれない様子でしたが、シイタケはゆっくり・ゆっくり栄養を蓄えて、2年後くらいに会うことができると思います。

そして子どもたちは薪割りや火焚き、焼き芋を楽しみ、美味しい秋を満喫していました。

 

チャレンジいっぱい・もりっちクラブ④

まずは朝の一仕事、「ちょいボラ草刈り」からスタートです。大人は鎌で草を刈り、子どもは草を集めて運ぶ、という役割分担も上手くなりました。

草刈りしていたら大きなミミズも出てきました!!

続いては今が旬の山菜・ミョウガを採りに行きました。子どもはあまり人気がないミョウガですが、どんなところにどんなふうに生えているかを観察すると目が輝きます。次から次へと見つけては「ここにもある!大きい!」と宝探しのようにはしゃいでいました。酢の物や味噌汁にもいいし、肉巻きもオススメです!

こんな形のもあったよ~!
大漁です!

今回はお天気に恵まれたので、子どもは思い切り森遊びを!ということで、ハンモックや蜘蛛の巣ネット、木登りなどを楽しみました。雪国特有の根曲がりの木は、子どもの木登りにちょうどいいですね。

蜘蛛の巣ネットはスタッフオリジナル。どんどん改良していきます!
意外とバランスとるのが難しい!?
子どもは身軽にひょいひょい登ります。

大人はというと、お楽しみクッキング「ちょい燻」に挑戦です。メスティンという小型の飯ごうに桜チップを敷き、チーズやウインナーなどを入れて燻製にします。ほんの10分ほどでスモークチーズ&ウインナーの完成です!大量にはできませんが、ちょっと気軽に楽しめるこんな裏技もみんなでどんどん試してみたいですね。

あまり具をたくさん入れずに、燻煙を充満させるのがコツ。
中火で5分、弱火で5分、絶対にフタは開けないで~★
ちょい燻・完成です!ナッツがフタに近すぎてこげちゃった。

ちょい燻は大人向きですが(しかもアルコール向き((^0^)))、子どもデザートはチョコバナナで決まり!チョコをバナナにはさんでおき火でじっくり焼くとバナナからじゅわじゅわ泡が出てきます。あったかいバナナって甘み倍増ですね。

子どもはめいっぱいチョコを挟み入れます(^0^)
並べて焼きます
出来たてをパクリ!あま~い!
番外編/残ったおき火でソーセージ焼き!おやつでおなかいっぱいになっちゃうね★

 

元気もりもり・もりっちクラブ②③

ご報告が遅くなりましたが、2回目・6月のもりっちクラブはお天気にも恵まれ、「草刈りちょいボラ」からスタートしました。ササユリの丘やもりもりデッキをきれいに草刈りをして、子どもたちは集めた草を協力して運びました。

水生昆虫観察ではモリアオガエルの卵塊やアカハライモリなど、普段目にすることのない生き物に興味津々です。

お楽しみクッキングは「ねじりパン」に挑戦しました。棒にぐるぐる巻いた生地を、男性陣が熾してくれた炭火でじっくり焼きます。「焦げちゃった!」「チョコチップが最高!」と、テントの下で賑やかな声が飛び交っていました。

3回目・7月のもりっちクラブはあいにくのお天気でしたが、午前中のプログラム・苔玉作りでは、管理棟の周りを歩きながら好きな植物を探して掘るところからスタートしました。シダだけでなく、フキやネムノキなど、種類もたくさん。森のつるでミニリースを編んで土台を作りました。

「雨の日は外で遊べなくてかわいそうだね」ということで、講師と森のスタッフが管理棟内にブランコと上りロープを設置してくれました。子どもたちは管理棟に入るなり目が釘付け。活動中も合間を見ては、仲良くブランコで遊んでいました。「これがあったら、楽しめそう!」というアイディアを形にしていくのが「もりっちクラブ」の醍醐味です。このブランコは市民の森管理棟に常設してありますので、大人も子どももぜひお楽しみください!