中ノ俣古道散策会 ~新緑の海前峰を歩く~

日差しもありちょっと暑いくらいの散策会となりました。目的地である海前峰は南葉山登山道と尾根続きの山で、今回は中ノ俣側から頂上を目指しました。講師から「頂上までは、かなりキツイ道のりですよ」と脅かされましたが(笑)、たどり着いた頂上は、見晴らしがよく絶景でした。眼下に春日山や市役所付近の街並みが見え、また遠くには直江津港や火力発電所、米山を望みます。反対側には、くわどり市民の森の奥にある「鏡池」を望めるスポットもありました。「この眺めを見ると、疲れも吹っ飛ぶね!」と参加者の皆さんもご満悦です。そこから先はくわどり湯ったり村を目指して、南葉山の尾根を緩やかに下ります。全行程8.5kmを歩き通した後の温泉は格別でした。

もりっちクラブ③~木工作を楽しむ~

6月の活動テーマは“親子で木工作”!何を作るか、まずは紙に絵を描いてみます。イスや棚、乗れる車の置物など素敵なイメージがたくさんでてきました。完成した絵を設計図として、木を切っていきます。力仕事はお父さんの腕の見せどころ!しかし、まっすぐ切れずに悪戦苦闘する姿も…大工仕事の難しさを実感しました。途中で調理班と木工作班にわかれお昼ごはんの用意、今回は大人気カレー作りです。味は甘口と中辛の2種類を用意。自然の中で作って食べるカレーは、いつもより数段美味しくなる気がします。カレーで腹ごしらえをしたあとは木工作の続きを頑張ります。形ができたら、色を塗ったり絵を描いたりして完成を目指します。途中、前回と同じく池の生き物をさがしに行き、1ヶ月で変わった景色や生き物などの観察もしました。活動の最後は、みんなで作った作品を持って集合写真!素晴らしい作品がたくさんできました。

 

中ノ俣古道散策会 「春の中ノ俣古道を歩く」

春というより初夏の陽気となったゴールデンウイーク。お天気に恵まれ、爽やかな風を楽しめる散策会となりました。地球環境学校をスタートして、中ノ俣城趾や牛舎、ブナ林名をを抜け、角間の棚田に戻りました。昼食後にもう一歩き、ということで、中ノ俣からくわどり湯ったり村までの太夫峠を越える古道を歩きました。途中、「大坂郷(おおさかご)展望所」では、桑取谷の集落と角間の棚田を両方望むことができ、絶景でした。およそ9kmの道のりでしたが、季節の花々や野鳥の声も楽しみながら心地よい汗をかきました。

もりっちクラブ①~山菜採りと天ぷら他~

今年度のもりっちクラブは、昨年から継続で参加のご家族が7組、新規のご家族が1組の、計8組でスタートしました。初回である今回は、7組18名が参加しました。管理棟にてあいさつと今年度の活動についてのお話をし、その後活動場所であるウッドデッキ周りを整備しました。整備が終わったら、山菜を探しに市民の森を散策!タラの芽やコゴメ、コシアブラなどがあり、みんなで手分けして採りました。お昼のクッキングは、採ってきた山菜を材料に天ぷらです。子どもたちも「山菜大好き!」と、たくさん食べていました。また、ウッドデッキの隣にオシャレなレンガかまどを作り、そこで早速火起こしと焼きマシュマロをしました。午後からは丸太を自分で輪切りにし、名札作りをしました。1日を通して、子どもたちは自然の中で元気いっぱい遊び、大人は自然をゆっくりと楽しめる良いイベントになりました。

もりっちクラブ⑧ 草木染め他

今年度最後のもりっちクラブは、もりもりデッキの落ち葉かきからスタートしました。今年作った堆肥場もほぼ満杯になり「来年はカブトムシが来るかな?」と楽しみです。

その後は草木染めに挑戦しました。オニグルミ、クワ、サクラの落ち葉を集めて煮出した液で、エコバッグや手ぬぐいを染め上げます。布地の下処理やミョウバンの媒染液など、ちょっとした工夫も必要ですが、オニグルミはこげ茶色、クワは黄色、サクラの落ち葉は薄茶色に染まりました。「同じ緑の葉っぱなのに、何で違う色になるんだろう?」と子どもたちも不思議がっていました。輪ゴムでしばったところは白く染め抜かれるので、いろいろな模様ができておもしろかったです。

炭火でじっくり焼き上げたヤキイモはとろっと甘く、大好評でした。8回に渡りたくさんの活動に取り組んだもりっちの皆さんは、その時期・その場にある自然や資源を存分に楽しむことができたと思います。

★↓今年度も楽しく活動できました!ありがとうございます!★

もりっちクラブ⑦ きのこ狩り他

昨年はきのこは不作だったのですが、今年はあちこちに顔を出していて、もりっちメンバーは張り切ってきのこ狩りへ出かけました。ろうきん森の学校で整備したきのこ畑には、アオダモの倒木の周りにびっしりとナラタケが生えていて、座り込んできのこに手を伸ばして「採っても採っても採りきれない!」とうれしい悲鳴が上がっていました。

お昼には、昨年好評だった「クルミ味噌」を作りました。クルミを煎るのも、くるみ割り器で割るのも、子どもたちが頑張りました。そこから先は、大人も子どもも竹串一本でクルミと格闘しながら実を取り出し、美味しいクルミ味噌が完成しました。

久しぶりに糠釜で焚いたご飯にのせていただくと最高です!ナラタケたっぷりのきのこ汁もたくさんおかわりして、秋の景色と味覚で心もおなかもいっぱいの一日でした。

 

もりっちクラブ⑥ 竹でバウムクーヘン他

良いお天気に恵まれた9月、ちょいボラの草刈りも頑張ってくれた子どもたちは、秋の生き物探しに夢中でした。トンボやバッタもたくさんいるのですが、「池の生き物を捕まえたい!」という要望にお応えして、管理棟前の「ひし池」にて、水生生物を探しました。トンボのヤゴやゲンゴロウ、大きなオタマジャクシやアカハライモリの幼生もいました。静かな水面の下にこんなに多くの生き物が潜んでいることに、子どもも大人もちょっとびっくりしていました。

お楽しみクッキングは竹でバウムクーヘン作りです。火を熾して、竹の棒に生地を塗り、棒をくるくる素早く回して何回も重ねて焼いていきます。子どもたちよりも大人が夢中になり(笑)、暑さと格闘しながら厚みのあるバウムクーヘンを焼き上げました。竹の棒を抜いて輪切りにしてきれいな年輪模様が現れると、「わぁ~!」っと大歓声!ずっしりとボリュームのあるバウムクーヘンを頬張り、おやつタイムを楽しんでいました。

その他にもお楽しみいっぱいでした↓★

 

もりっちクラブ⑤ 中ノ俣出張川遊び

8月は一泊二日の宿泊予定でしたが、コロナ感染防止のため、今回は2日目の川遊びだけを日帰りで実施しました。中ノ俣川は、前々日までの大雨で若干水量が多く冷たかったのですが、箱めがねを使って川底を覗くと、水生昆虫や魚が潜んでいるのが見えます。今回は「川の生き物捕獲大作戦!」という感じで、箱めがねと網と知恵を駆使して、いろいろな生き物を捕まえました。

カワトンボやヘビトンボの幼虫、シマドジョウ、カワニナなど、普段もりっちクラブが活動している市民の森の池沼とはちょっと違った生き物が観察できました。

カワトンボの幼虫
チラカゲロウの幼虫
みんなで生き物観察!

「せっかく川に入ったのだから、ずぶ濡れになってもいいよね!」ということで、竹の水鉄砲や最新式の水鉄砲も大活躍!最後は手で水を掛け合い、夏の涼を満喫していました。

 

今年も元気に!~夏のふるさと探検~

子どもが一人で参加し、いろいろな遊びや課題にチャレンジする「ふるさと探検」。今年も元気な小学生が集まりました。ウオークラリーでは竹けん玉やつるの輪投げ、葉っぱ探しなどに挑戦し、グループ毎で楽しんでいました。

お土産作りでは馬とセンを使った色鉛筆作りに挑戦し、「上手くできた!早く使いたい!」と喜んでいました。

森遊びではなんと言っても木登りが一番人気です。今年は登るだけでなく、逆上がりをしたりぶら下がったり、いろいろな「技」が飛び出していました。

リピーターも多いので、何か新しいことを・・・と考えて実施したのが、夏の定番・「スイカ割り」!地元の方にいただいた大きなスイカを前に、「目隠しして、5回まわってから歩くんだよ!」と、みんなでルールを決めたり、「もっと右!行き過ぎ!!」と大きな声で誘導したり、とにかく大はしゃぎでした。ウッドデッキに腰掛けてスイカにかぶりつく姿は、私が子どもの頃の風景そのもの。懐かしさに浸りながら、この子どもたちも夏休み毎にここでの経験と景色を思い出してくれるといいな、と感じました。

** ↓番外編↓ **

3時のおやつ・チョコバナナマシュマロピザ!
お小遣いでお買い物。これもお楽しみの一つ!