7月に入り、日に日に陽射しが強くなり夏の訪れを感じます。夏といえば昆虫採集!カブトムシ、クワガタムシ、チョウチョ、バッタ…いろんな虫が市民の森にはいます。そんな市民の森で、今回は普段なかなか出来ない「ライトトラップ」という昆虫採集を実施しました。これは光に集まる習性を持つ虫を、強力なライトを使い集めるという採集方法です。日も落ちて暑さも和らいだ頃、イベント開始です!森に向かってライトを当て、虫が飛んでくるのを待ちます。5分もすると小さい羽虫などが飛び始め、そこから段々と虫の種類が増えていきます。20時を過ぎた頃、最初のクワガタムシ、「コクワガタ」が飛来!それからはコクワガタやアカアシクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタなど、いろんなクワガタムシが飛んできて子供たちは大喜び!他にもカミキリムシや大きい蛾など大小様々な虫の観察ができました。
カテゴリー: 森で遊ぶ活動
もりっちクラブ④~秘密基地作り~
7月の活動テーマは“自然の中のひみつ基地づくり”です。親子で自然の中に入り、森の手入れやひみつ基地づくりをします。まず「ロープワーク」の練習です。「巻き結び」と「もやい結び」の2種類をマスターしようと頑張りました。この結び方は、後のひみつ基地づくりや遊具の取り付けで役に立ちます。森の手入れでは、ノコギリを使って雪で押された枝や、細く混み合った木、ツルなどを切って、木の間に風が通るようにしました。この手入れで出た枝や葉っぱ、つるなどを組み合わせて、ひみつ基地作りに挑戦です。お昼休憩で手作りピザを食べあと、午後は基地に飾る看板を作りました。皆で板に絵の具で思い思いの絵を描き、最後に「もりっち」の文字を入れて完成です!基地に周りの木にはロープを結び、ブランコやターザンロープも作って遊びました。またツルでぐるぐる巻きになっていたこんもりしていたところを…つるや根っこ、切り株などを、綱引きをしながら力を合わせて剥がしていくと、見事な大岩が現れました!最後はこの大岩で記念撮影。本日一番のミッションでした!
中ノ俣古道散策会 ~新緑の海前峰を歩く~
日差しもありちょっと暑いくらいの散策会となりました。目的地である海前峰は南葉山登山道と尾根続きの山で、今回は中ノ俣側から頂上を目指しました。講師から「頂上までは、かなりキツイ道のりですよ」と脅かされましたが(笑)、たどり着いた頂上は、見晴らしがよく絶景でした。眼下に春日山や市役所付近の街並みが見え、また遠くには直江津港や火力発電所、米山を望みます。反対側には、くわどり市民の森の奥にある「鏡池」を望めるスポットもありました。「この眺めを見ると、疲れも吹っ飛ぶね!」と参加者の皆さんもご満悦です。そこから先はくわどり湯ったり村を目指して、南葉山の尾根を緩やかに下ります。全行程8.5kmを歩き通した後の温泉は格別でした。
もりっちクラブ③~木工作を楽しむ~
6月の活動テーマは“親子で木工作”!何を作るか、まずは紙に絵を描いてみます。イスや棚、乗れる車の置物など素敵なイメージがたくさんでてきました。完成した絵を設計図として、木を切っていきます。力仕事はお父さんの腕の見せどころ!しかし、まっすぐ切れずに悪戦苦闘する姿も…大工仕事の難しさを実感しました。途中で調理班と木工作班にわかれお昼ごはんの用意、今回は大人気カレー作りです。味は甘口と中辛の2種類を用意。自然の中で作って食べるカレーは、いつもより数段美味しくなる気がします。カレーで腹ごしらえをしたあとは木工作の続きを頑張ります。形ができたら、色を塗ったり絵を描いたりして完成を目指します。途中、前回と同じく池の生き物をさがしに行き、1ヶ月で変わった景色や生き物などの観察もしました。活動の最後は、みんなで作った作品を持って集合写真!素晴らしい作品がたくさんできました。
もりっちクラブ②~ネマガリタケ採りと調理体験他~
ちょいボラとしてウッドデッキ周りの草刈りを行ったあと、ネマガリタケやウドを採取しました。その後、調理体験としてたけのこ汁やホイル焼きを作り、昼食にしました。午後は池の中の生き物をタモ網で捕まえて観察しました。
中ノ俣古道散策会 「春の中ノ俣古道を歩く」
春というより初夏の陽気となったゴールデンウイーク。お天気に恵まれ、爽やかな風を楽しめる散策会となりました。地球環境学校をスタートして、中ノ俣城趾や牛舎、ブナ林名をを抜け、角間の棚田に戻りました。昼食後にもう一歩き、ということで、中ノ俣からくわどり湯ったり村までの太夫峠を越える古道を歩きました。途中、「大坂郷(おおさかご)展望所」では、桑取谷の集落と角間の棚田を両方望むことができ、絶景でした。およそ9kmの道のりでしたが、季節の花々や野鳥の声も楽しみながら心地よい汗をかきました。
もりっちクラブ①~山菜採りと天ぷら他~
今年度のもりっちクラブは、昨年から継続で参加のご家族が7組、新規のご家族が1組の、計8組でスタートしました。初回である今回は、7組18名が参加しました。管理棟にてあいさつと今年度の活動についてのお話をし、その後活動場所であるウッドデッキ周りを整備しました。整備が終わったら、山菜を探しに市民の森を散策!タラの芽やコゴメ、コシアブラなどがあり、みんなで手分けして採りました。お昼のクッキングは、採ってきた山菜を材料に天ぷらです。子どもたちも「山菜大好き!」と、たくさん食べていました。また、ウッドデッキの隣にオシャレなレンガかまどを作り、そこで早速火起こしと焼きマシュマロをしました。午後からは丸太を自分で輪切りにし、名札作りをしました。1日を通して、子どもたちは自然の中で元気いっぱい遊び、大人は自然をゆっくりと楽しめる良いイベントになりました。
もりっちクラブ⑧ 草木染め他
今年度最後のもりっちクラブは、もりもりデッキの落ち葉かきからスタートしました。今年作った堆肥場もほぼ満杯になり「来年はカブトムシが来るかな?」と楽しみです。
その後は草木染めに挑戦しました。オニグルミ、クワ、サクラの落ち葉を集めて煮出した液で、エコバッグや手ぬぐいを染め上げます。布地の下処理やミョウバンの媒染液など、ちょっとした工夫も必要ですが、オニグルミはこげ茶色、クワは黄色、サクラの落ち葉は薄茶色に染まりました。「同じ緑の葉っぱなのに、何で違う色になるんだろう?」と子どもたちも不思議がっていました。輪ゴムでしばったところは白く染め抜かれるので、いろいろな模様ができておもしろかったです。
炭火でじっくり焼き上げたヤキイモはとろっと甘く、大好評でした。8回に渡りたくさんの活動に取り組んだもりっちの皆さんは、その時期・その場にある自然や資源を存分に楽しむことができたと思います。
★↓今年度も楽しく活動できました!ありがとうございます!★
もりっちクラブ⑦ きのこ狩り他
昨年はきのこは不作だったのですが、今年はあちこちに顔を出していて、もりっちメンバーは張り切ってきのこ狩りへ出かけました。ろうきん森の学校で整備したきのこ畑には、アオダモの倒木の周りにびっしりとナラタケが生えていて、座り込んできのこに手を伸ばして「採っても採っても採りきれない!」とうれしい悲鳴が上がっていました。
お昼には、昨年好評だった「クルミ味噌」を作りました。クルミを煎るのも、くるみ割り器で割るのも、子どもたちが頑張りました。そこから先は、大人も子どもも竹串一本でクルミと格闘しながら実を取り出し、美味しいクルミ味噌が完成しました。
久しぶりに糠釜で焚いたご飯にのせていただくと最高です!ナラタケたっぷりのきのこ汁もたくさんおかわりして、秋の景色と味覚で心もおなかもいっぱいの一日でした。
もりっちクラブ⑥ 竹でバウムクーヘン他
良いお天気に恵まれた9月、ちょいボラの草刈りも頑張ってくれた子どもたちは、秋の生き物探しに夢中でした。トンボやバッタもたくさんいるのですが、「池の生き物を捕まえたい!」という要望にお応えして、管理棟前の「ひし池」にて、水生生物を探しました。トンボのヤゴやゲンゴロウ、大きなオタマジャクシやアカハライモリの幼生もいました。静かな水面の下にこんなに多くの生き物が潜んでいることに、子どもも大人もちょっとびっくりしていました。
お楽しみクッキングは竹でバウムクーヘン作りです。火を熾して、竹の棒に生地を塗り、棒をくるくる素早く回して何回も重ねて焼いていきます。子どもたちよりも大人が夢中になり(笑)、暑さと格闘しながら厚みのあるバウムクーヘンを焼き上げました。竹の棒を抜いて輪切りにしてきれいな年輪模様が現れると、「わぁ~!」っと大歓声!ずっしりとボリュームのあるバウムクーヘンを頬張り、おやつタイムを楽しんでいました。
その他にもお楽しみいっぱいでした↓★