ちょいワラ体験会・ミニ米俵

「新年度なので、新しい作品にチャレンジ!」ということで、ミニ米俵に挑戦しました。胴の部分をこも編みの要領で編み、フタになるサンバイシを作って、なった細縄で締める、という工程です。こも編みは二人一組ですいすい進みましたが、小さいサンバイシを作るのはとても苦労しました。わら細工をしていると「ミニの方が難しい!」と、いつも感じます。米は入れないで小豆を入れてみたのですが、ちょっと細長い俵になりました。細縄で俵を締める作業はとても難解で、最後まで終わらず、次回へ持ち越しとなりました。チャレンジしがいのある作品です★

 

他にも、初めての参加で大きなミゴボウキを作ったり、ぐるぐる鍋敷きの復習をしたりと、参加者それぞれの進度に合わせて楽しんでいました。5月は青ワラの田植え、ホウキキビや綿の種まきなど、材料確保のための作業が目白押しです。材料を育てて収穫する楽しさも、ちょいワラの醍醐味です!

 

コキアのほうきに、ちょいワラを!

今年度最後の「ちょいワラ体験会」。常連さんが「コキアのほうきを作りたい」ということで、自宅の畑で育てたコキアをたくさん持ってきてくれました。コキアは「ホウキギ」という植物で、まん丸の樹形がかわいらしく、名の通りほうきを作る材料となります。作り方は簡単。コキアの束をひもできつく巻いて持ち手を作るだけ。でも、この「きつく縛る」が難関。治具を使ってぎゅうぎゅう縛ります。

後は持ち手を飾るのですが、「布で巻くのもかわいいけど、せっかく「ちょいワラ」なんだから、細くなった縄で巻いてみたらどうかな!?」ということで、せっせと細縄をなって、巻き付けてみました。

布を巻いたものが2本、縄まきが4本です。ピンク色に見えるのは、縄をなうときに、ピンクの布を一緒になったものです。

↑持ち手をアップ!縄目がキレイです。「すべらないし、しっくりくるよね~(^o^)」と大好評です。

作品を持って写真を撮ってみました。コキアほうきの大きさがよく分かります。持ち手から先まで70~80cmくらいあります。コキアの他にも、ちょいワラ部会では、ホウキキビという植物を育てて座敷ほうきを作ります。材料の採取から作品作りまで、一貫して楽しめるのがちょいワラのいいところ。ぜひ、マイ・ほうき作りにチャレンジしてみませんか?お待ちしています★

追伸)同じ日に、小物入れのフタを作った方がいました。三角屋根がかわいい、小窓付きの小物入れです!↓

むしろ機(ばた)作りました!

「『むしろ』を編んでみたい!というちょいワラ部会員が、「むしろ機(むしろばた)」を作っちゃいました!むしろはワラなどを編んで作った簡易な敷物ですが、近年はござや畳、さらにはブルーシートに取って代わり、あまり見かけなくなりました。ですが、「ぜんまい干しはむしろじゃないとね」と地元のおばちゃんたちが言うとおり、愛用している方も多いです。一方で、材料のワラが手に入らなくなり、一家に一台あったという「むしろ機」は無用の長物として捨てられてしまったりと、いざ編みたいと思っても、(材料のワラはともかく)道具がないのです。桑取谷の方々にいただいた古民具の中にもいくつかむしろ機がありましたが、残念ながら全てのパーツがそろっているものはありませんでした。そこで、ある部品を一部活用し、新たにむしろ機を作ってみました。

むしろ機のパーツです。
組み立て中。
縦糸を通してセッティング完了

組み立てに苦労しましたが、何とか完成!中央にある黒いパーツを「オサ」といいますが、これを前後に動かすと、縦糸の隙間ができて、横糸かわりのワラが差し込める、という仕組みです。この黒いオサだけが再利用したパーツです。穴がいっぱい空いていて、とても複雑な形をしています。

ワラを通して

オサを下ろして叩く

数段編んでみたのがこちら!

やっぱり「編み物」のイメージですよね。オサの押さえや、サンゴのさばき方など、改良の余地ありですが、この数センチの編み目だけでも感動モンです!それにしてもこのむしろ機の構造は、単純そうに見えて、とても機能的にできています。しかも昔の方はそれを自分で作ってしまう。あらためて古民具の奥深さを感じました。

後日談)↓1日半かけて、ここまで編めました~★1畳分には、まだまだですががんばります!

みごぼうき作り

大雪も一段落。でも、2月が降雪のピークなので、まだまだ気が抜けません!暴風雪もしばしばですが、そんな時こそ、手仕事に集中して時を待つ!ということで、2月のちょいワラ体験会は「みごぼうき」を作りました。稲の籾(種・米)がついていた部分を「みご」といいますが、それをワラから1本1本抜き取り、集めてミニほうきを作ります。1本のみごぼうきで、200~350本くらいのみごが必要です。とても根気のいる作業です。

みごの数がそろったら、今度は穂先をそろえたり、みごを7等分したり、細かい作業が続きます。最後は7つの束を色麻ヒモで順に巻いていけば出来上がり。でも、きつくきつく糸を巻かないと、きれいなほうきはできません。コツをつかむのが難しい!

同じ材料でも、色合いや形・大きさが全然違います!オリジナル感あふれる作品は贈り物にも最適。「今度はお友達にあげる分を作りたいわ!」と次回への意欲も満々でした★

追記:↓小物入れはこんな感じです。我が家ではアメやチョコを入れて、おやつBOXになっています(^_^)v

手作りしめ縄で新年を!

ちょいワラ体験会・毎年恒例のワラリース作り、しめ縄作りを行いました。2日間でのべ34名の大盛況!今年は青ワラの生育も順調で、120cmほどの長めのワラが収穫できました。ワラリースはクリスマスやお正月の飾りになります。いつもは横置きにするリースを、ある参加者が縦置きにして飾っていました。「こんな飾り方もあるんだね」と、発想の転換に驚きつつ、さっそくアイディアを共有していました。

しめ縄作りは3人一組の力作業です。「しっかり押さえて!」「ねじり方が逆だよ!」と、声を掛け合いながら、各家の神棚に合わせたしめ縄を完成させました。中には一人でしめあげた方もいらっしゃいました。

自分の手で作った新しいしめ縄で迎える新年は、気持ちもぴりっと引き締まりますね。午後の創作活動も多くの方にご参加いただき、一年の締めくくりにふさわしい楽しく賑やかな体験会となりました。

今年は早めの雪景色となり、本格的な冬が来たなと実感しました。大掃除もバッチリ済ませて(^_^)v、しめ縄を飾り、新たな年を新たな気持ちで迎えようと思います。皆様よいお年を!

 

ちょいワラ作品展とミニ体験会

毎月1回の割合で行っているわら細工体験会に参加している皆さんの作品を、ぜひ多くの人に見ていただきたい、そしてわら細工を楽しむ仲間を増やしたい!そんな思いから、「ちょいワラ作品展・ミニ体験会」を開催しました。

100点以上の作品を展示し、8日間で150人ほどの来場者にお越しいただきました。ミノやセナコウジなど、地域に残るわら細工の逸品をご覧になった方は、「うちにもあったなぁ」と懐かしみながらも、「これだけのものを手で紡ぎ出すのはすごい技術!」と驚いていました。

ちょいワラ仲間の作品は、砥石袋に花瓶を入れたり、サンバイシに布を組み合わせてフォトスタンドや時計にしたり、木の取っ手にミゴを刺してブラシにしたりと、現代風のアレンジを施してあります。「こうやって使うと楽しいね」というヒントがいっぱいで、わら細工がとても身近なものに感じました。

作品展と合わせて実施した「ミニ体験会」には、4日間で25名の方が訪れました。「昔やったことがある、見たことがある」という人ではなく、「ワラに触れるもの初体験!」という若い方がほとんどでした。体験を始めると、「・楽しい!・かわいい!・キレイ!・使える!・面白い!・びっくり!」という感動の声が飛び交います。ミニ体験会なのに、ぜんぜんミニじゃなくて(笑)、大作を作り上げる人も。みなさん手作りの作品に大満足でした。

 

「今度は仲間とこちらに来て、泊まりでじっくり体験してみたい」と話してくれた人、「次回の体験会はいつですか?」と尋ねる人・・・「わら細工」というキーワードが、作品展やミニ体験会を通じていろいろな人を集めてくれました。そして、その縁をつないでいくのが「ちょいワラ部会」です。今後も「毎月一回」の背伸びしないペースで、居心地よい場作りをしていきたいと思います。皆様もぜひ、お寄りください!お待ちしております。

 

 

 

わら細工体験会/初心者でも・・・

十一月の体験会では、初心者ながら「頑張って釜敷きを作りたい!」と熱望する三名の参加者が、講師を「師匠!」と仰ぎながら、縄ない、土台作り、縄からげと、午後までかけて素敵な作品を作り上げました。

ワラを叩いて柔らかくするのも大変!ということで、わらたたき機にも挑戦してみました。ハンドルを回すと、ワラがするすると引き込まれていき、柔らかくなって出てきます。でも、ハンドルが重いので、結構な重労働です。

「家でもやってみたいので、ワラを少し分けてもらえませんか?」との話から、「じゃあ、来春は稲作りから一緒にやろうよ!」「青田刈りは暑いけど、いいワラになるよ!」とどんどん話題が広がりました。「ちょいワラ仲間」はこうやって増えていくのです★

初心者とは思えない出来映えです!

 

秋のわら細工体験会にて

8月~10月にかけて新たな形の鍋敷き作りに挑戦しました。8月からは、青田刈りした青ワラを使って縄をなっています。芯がなく柔らかいので、しなやかで色鮮やかな縄ができます。今回の鍋敷きはちょっと複雑な形で、なった縄を上下に組み合わせて模様を作るのですが、なかなか一回では覚えきれません。それでも、説明書を見たり講師に確認したりしながら、だんだんとコツを覚えていきます。

ワラを持ち帰って「次までにもう一つ作ってくるね!」という方も。縄の太さや組み合わせの回数を変えるだけでも、全く趣の異なった作品になります。いろいろとアレンジできるところが、わら細工の面白さ・奥深さですね。

森の恵み体験会

森にある資源で、じっくり・ゆっくりものづくりを楽しもう!ということで、「森の恵み体験会」を行いました。まずは森へ行って木を切り、材料を集めました。まず最初は、「森の色鉛筆作り」からスタートです。木を切ったり、穴を開けたり、馬という木の道具にまたがりセンという刃物で木を削ったりしました。

子どもも興味しんしんですが、大人の方が夢中になってものづくりに没頭する姿も。色鉛筆が出来上がると、今度は自分の思い描いた作品作りに挑みます。おもちゃの車を作りたい!お皿を掘りたい!スプーンやナイフを・・・と、いろいろなものにチャレンジしていました。

今回はお天気も良く、「もりもりデッキ」が大活躍!椅子を出してテーブルを囲み、ものづくりの合間のティータイムを楽しみました。コロナ対策で炊事は出来ませんでしたが、今後は山菜とりやきのこ狩りなどを合わせて、森を丸ごと楽しむツアーを企画したいと思います。

ササユリの丘バージョンアップ!

春から整備を進めてきた「ササユリの丘」。管理棟のすぐ脇にあるので、気軽に入れます。7月にはアクセス道もキレイにして、看板もつけてもらいました。

ササユリが咲き終わって、きれいに草刈りをしたら、池を眺める素敵な木陰になりました。「せっかくだから、テーブルと椅子もほしいね」ということで、春に除伐した材を使って、作業スタッフの方が休憩スペースを作ってくれました!

↑午後の丘は西日がほどよく入って気持ちがいい!どんどん欲が膨らみ、「周りの木にハンモックつけよう!」という声も(^_^)v くつろぎスペースがますます広がっていきますね~!