ぐんぐん伸びてます!ホウキキビと綿

わら細工の材料として育てている「ホウキキビ」。トウモロコシみたいな外見で高さは3m以上にもなります。先の方に穂がつき、晩秋にこの穂を刈って乾燥させて座敷ボウキを作ります。天高くそびえる姿に「コレは何?」と皆不思議そうに見ていきます。

この高い背を支えるためには、太い茎が必要です。本当はもっと間隔を空けて育てると太くなるんですが、間引きの時についもったいなくてたくさん残したら、ひょろひょろになってしまいました。お盆前に台風が来たとき、風でぽっきり折れてしまったものも。支えを作ってこれ以上倒れないように手当しました。

また、根元のほうを見ると、節からたくさんの根が土に伸びています。おそらく、この大きな体をしっかり支えようと、根が伸びていったのだと思います。土寄せをして、根が深く広く張るようにしました。

節からどんどん根が伸びる
土寄せ後の根元

もう一つ畑で育てているのが「綿」です。春にポットに種まきをして、マルチをかぶせた畝に植え替えて2ヶ月あまり、今は花盛りです。綿の花は咲き始めは白いのですが、数日後にはピンク色になって枯れていきます。盛りには1本の株に白とピンクの花が混在しているので、「(2色の花が咲くなんて)珍しい花だね?」とよく言われます。

咲き始めの白い花
終わり頃のピンク色の花

綿も秋になると実をつけます。綿の実って、どんなものか分かりますか?あのふわふわの綿がどうやってできるのか、不思議ですよね。またこちらのブログでご紹介したいと思います(^0^)!

 

ちょいワラ体験会6月・7月

6月のちょいワラは、わらと同じ「編む」つながりで、「ニンニクブレード」を作りました。ブレードとは「三つ編み」のことで、収穫したニンニクの茎の部分を三つ編みにしたものです。保存はもちろん、飾りにもなります。スタッフ自家製のにんにくは、今年は大玉で存在感抜群!見た目と香りが楽しめますね。

7月のちょいワラ体験会はちょっと思考を変えて苔玉(こけだま)とわらのコラボレーションに挑戦しました。苔玉は植物の根っこ部分を苔で包んで仕上げる「ミニ盆栽」のようなものです。会場の周囲には、材料となるシダ植物や苔がたくさんあり、それぞれの好みの形に仕上げました。そのままお皿にのせてもかわいいのですが、せっかくのちょいワラ部会ですから、「水切り台を縄で作ったらいいのでは!?」ということになりました。せっせと縄をなって、小さなリースの輪を作り、苔玉台の完成です。涼しげな苔玉を手に、「暑い夏も乗り越えられそうだね!」とにっこりです。

先月からスタートしたフカグツ作りはなかなか進みませんが、講師の和瀬田さんが足の甲の部分「ガメ」を編んで見本を見せてくれました。「私もフカグツを作ってみたい!」という新たな挑戦者も加わり、来月以降はフカグツ完成を目指して頑張ります!

 

GW最終日のわら細工講座

GW最終日となる5月9日に「立ち寄りわら細工」と題して、一般の方向けにわら細工講座を実施しました。連休のお出かけ疲れか、参加者は少なかったのですが、ミニみごぼうきとぐるぐるコースターの2種類をご用意し、好きな方を選んで作りました。ミニみごぼうきは根気のいる作業なので、だんだん口数が少なくなり・・・「わらに触れると何となく気持ちが落ち着きますね。」と、初夏の爽やかさを感じながら作業を進めていました。

ちょいワラ体験会・ミニ米俵

「新年度なので、新しい作品にチャレンジ!」ということで、ミニ米俵に挑戦しました。胴の部分をこも編みの要領で編み、フタになるサンバイシを作って、なった細縄で締める、という工程です。こも編みは二人一組ですいすい進みましたが、小さいサンバイシを作るのはとても苦労しました。わら細工をしていると「ミニの方が難しい!」と、いつも感じます。米は入れないで小豆を入れてみたのですが、ちょっと細長い俵になりました。細縄で俵を締める作業はとても難解で、最後まで終わらず、次回へ持ち越しとなりました。チャレンジしがいのある作品です★

 

他にも、初めての参加で大きなミゴボウキを作ったり、ぐるぐる鍋敷きの復習をしたりと、参加者それぞれの進度に合わせて楽しんでいました。5月は青ワラの田植え、ホウキキビや綿の種まきなど、材料確保のための作業が目白押しです。材料を育てて収穫する楽しさも、ちょいワラの醍醐味です!

 

コキアのほうきに、ちょいワラを!

今年度最後の「ちょいワラ体験会」。常連さんが「コキアのほうきを作りたい」ということで、自宅の畑で育てたコキアをたくさん持ってきてくれました。コキアは「ホウキギ」という植物で、まん丸の樹形がかわいらしく、名の通りほうきを作る材料となります。作り方は簡単。コキアの束をひもできつく巻いて持ち手を作るだけ。でも、この「きつく縛る」が難関。治具を使ってぎゅうぎゅう縛ります。

後は持ち手を飾るのですが、「布で巻くのもかわいいけど、せっかく「ちょいワラ」なんだから、細くなった縄で巻いてみたらどうかな!?」ということで、せっせと細縄をなって、巻き付けてみました。

布を巻いたものが2本、縄まきが4本です。ピンク色に見えるのは、縄をなうときに、ピンクの布を一緒になったものです。

↑持ち手をアップ!縄目がキレイです。「すべらないし、しっくりくるよね~(^o^)」と大好評です。

作品を持って写真を撮ってみました。コキアほうきの大きさがよく分かります。持ち手から先まで70~80cmくらいあります。コキアの他にも、ちょいワラ部会では、ホウキキビという植物を育てて座敷ほうきを作ります。材料の採取から作品作りまで、一貫して楽しめるのがちょいワラのいいところ。ぜひ、マイ・ほうき作りにチャレンジしてみませんか?お待ちしています★

追伸)同じ日に、小物入れのフタを作った方がいました。三角屋根がかわいい、小窓付きの小物入れです!↓

むしろ機(ばた)作りました!

「『むしろ』を編んでみたい!というちょいワラ部会員が、「むしろ機(むしろばた)」を作っちゃいました!むしろはワラなどを編んで作った簡易な敷物ですが、近年はござや畳、さらにはブルーシートに取って代わり、あまり見かけなくなりました。ですが、「ぜんまい干しはむしろじゃないとね」と地元のおばちゃんたちが言うとおり、愛用している方も多いです。一方で、材料のワラが手に入らなくなり、一家に一台あったという「むしろ機」は無用の長物として捨てられてしまったりと、いざ編みたいと思っても、(材料のワラはともかく)道具がないのです。桑取谷の方々にいただいた古民具の中にもいくつかむしろ機がありましたが、残念ながら全てのパーツがそろっているものはありませんでした。そこで、ある部品を一部活用し、新たにむしろ機を作ってみました。

むしろ機のパーツです。
組み立て中。
縦糸を通してセッティング完了

組み立てに苦労しましたが、何とか完成!中央にある黒いパーツを「オサ」といいますが、これを前後に動かすと、縦糸の隙間ができて、横糸かわりのワラが差し込める、という仕組みです。この黒いオサだけが再利用したパーツです。穴がいっぱい空いていて、とても複雑な形をしています。

ワラを通して

オサを下ろして叩く

数段編んでみたのがこちら!

やっぱり「編み物」のイメージですよね。オサの押さえや、サンゴのさばき方など、改良の余地ありですが、この数センチの編み目だけでも感動モンです!それにしてもこのむしろ機の構造は、単純そうに見えて、とても機能的にできています。しかも昔の方はそれを自分で作ってしまう。あらためて古民具の奥深さを感じました。

後日談)↓1日半かけて、ここまで編めました~★1畳分には、まだまだですががんばります!

みごぼうき作り

大雪も一段落。でも、2月が降雪のピークなので、まだまだ気が抜けません!暴風雪もしばしばですが、そんな時こそ、手仕事に集中して時を待つ!ということで、2月のちょいワラ体験会は「みごぼうき」を作りました。稲の籾(種・米)がついていた部分を「みご」といいますが、それをワラから1本1本抜き取り、集めてミニほうきを作ります。1本のみごぼうきで、200~350本くらいのみごが必要です。とても根気のいる作業です。

みごの数がそろったら、今度は穂先をそろえたり、みごを7等分したり、細かい作業が続きます。最後は7つの束を色麻ヒモで順に巻いていけば出来上がり。でも、きつくきつく糸を巻かないと、きれいなほうきはできません。コツをつかむのが難しい!

同じ材料でも、色合いや形・大きさが全然違います!オリジナル感あふれる作品は贈り物にも最適。「今度はお友達にあげる分を作りたいわ!」と次回への意欲も満々でした★

追記:↓小物入れはこんな感じです。我が家ではアメやチョコを入れて、おやつBOXになっています(^_^)v

手作りしめ縄で新年を!

ちょいワラ体験会・毎年恒例のワラリース作り、しめ縄作りを行いました。2日間でのべ34名の大盛況!今年は青ワラの生育も順調で、120cmほどの長めのワラが収穫できました。ワラリースはクリスマスやお正月の飾りになります。いつもは横置きにするリースを、ある参加者が縦置きにして飾っていました。「こんな飾り方もあるんだね」と、発想の転換に驚きつつ、さっそくアイディアを共有していました。

しめ縄作りは3人一組の力作業です。「しっかり押さえて!」「ねじり方が逆だよ!」と、声を掛け合いながら、各家の神棚に合わせたしめ縄を完成させました。中には一人でしめあげた方もいらっしゃいました。

自分の手で作った新しいしめ縄で迎える新年は、気持ちもぴりっと引き締まりますね。午後の創作活動も多くの方にご参加いただき、一年の締めくくりにふさわしい楽しく賑やかな体験会となりました。

今年は早めの雪景色となり、本格的な冬が来たなと実感しました。大掃除もバッチリ済ませて(^_^)v、しめ縄を飾り、新たな年を新たな気持ちで迎えようと思います。皆様よいお年を!

 

ちょいワラ作品展とミニ体験会

毎月1回の割合で行っているわら細工体験会に参加している皆さんの作品を、ぜひ多くの人に見ていただきたい、そしてわら細工を楽しむ仲間を増やしたい!そんな思いから、「ちょいワラ作品展・ミニ体験会」を開催しました。

100点以上の作品を展示し、8日間で150人ほどの来場者にお越しいただきました。ミノやセナコウジなど、地域に残るわら細工の逸品をご覧になった方は、「うちにもあったなぁ」と懐かしみながらも、「これだけのものを手で紡ぎ出すのはすごい技術!」と驚いていました。

ちょいワラ仲間の作品は、砥石袋に花瓶を入れたり、サンバイシに布を組み合わせてフォトスタンドや時計にしたり、木の取っ手にミゴを刺してブラシにしたりと、現代風のアレンジを施してあります。「こうやって使うと楽しいね」というヒントがいっぱいで、わら細工がとても身近なものに感じました。

作品展と合わせて実施した「ミニ体験会」には、4日間で25名の方が訪れました。「昔やったことがある、見たことがある」という人ではなく、「ワラに触れるもの初体験!」という若い方がほとんどでした。体験を始めると、「・楽しい!・かわいい!・キレイ!・使える!・面白い!・びっくり!」という感動の声が飛び交います。ミニ体験会なのに、ぜんぜんミニじゃなくて(笑)、大作を作り上げる人も。みなさん手作りの作品に大満足でした。

 

「今度は仲間とこちらに来て、泊まりでじっくり体験してみたい」と話してくれた人、「次回の体験会はいつですか?」と尋ねる人・・・「わら細工」というキーワードが、作品展やミニ体験会を通じていろいろな人を集めてくれました。そして、その縁をつないでいくのが「ちょいワラ部会」です。今後も「毎月一回」の背伸びしないペースで、居心地よい場作りをしていきたいと思います。皆様もぜひ、お寄りください!お待ちしております。

 

 

 

わら細工体験会/初心者でも・・・

十一月の体験会では、初心者ながら「頑張って釜敷きを作りたい!」と熱望する三名の参加者が、講師を「師匠!」と仰ぎながら、縄ない、土台作り、縄からげと、午後までかけて素敵な作品を作り上げました。

ワラを叩いて柔らかくするのも大変!ということで、わらたたき機にも挑戦してみました。ハンドルを回すと、ワラがするすると引き込まれていき、柔らかくなって出てきます。でも、ハンドルが重いので、結構な重労働です。

「家でもやってみたいので、ワラを少し分けてもらえませんか?」との話から、「じゃあ、来春は稲作りから一緒にやろうよ!」「青田刈りは暑いけど、いいワラになるよ!」とどんどん話題が広がりました。「ちょいワラ仲間」はこうやって増えていくのです★

初心者とは思えない出来映えです!