第1回棚田学校・堆肥まき

4月26日に今年度第1回の棚田学校を開催しました。今回はそれぞれの田んぼに堆肥をまく作業が中心でした。まずは牛糞を寝かせた堆肥を袋に詰めて自分の田んぼに運びます。結構重いので子どもはヨタヨタしていましたが、抱え込んで頑張って運んでいました。

子どもたちは牛糞の堆肥にも慣れっこで、「スコップで田んぼに平均にまいてね」と言ったのに、「面倒くさい!!」と言って、手でつかんで豆まきのように空に向かってばらまいていました!(大人はちょっと遠慮がちに袋からまいていました(^_^;))

お楽しみのお昼ご飯は、(コロナ対策にて)みんなで一緒には食べられず残念でしたが、子どもたちも久しぶりに外で体を動かし、自然の空気に触れてのびのびしていました。5月の田植えを楽しみにしています!

デッキに日陰ができました~!

先日組み立てたウッドデッキに日よけを作りました。ポールを立てるためにデッキの周りに深さ60cmの穴を6カ所掘ったのですが、岩山なので石がゴロゴロ出てきます。ツルハシをふるいながら「あと20cm!」「ここはハズレだ~!」などと一喜一憂しながらも、なんとか穴掘りが完了。

デッキ中心のポールを支えるのは、今冬にシカの食害に遭って切り倒したネムノキの切り株です。中心に穴をあけ、ポールをさします。周囲に掘った穴にはポールを埋めて、それに取り外し可能な長いポールをボルトで接ぎました。

中心のポールに日よけネットをかけ、それと周囲のポールや木をロープでつないだら日よけの完成です!今後はネムノキスツールも制作して、快適空間をどんどん広げていく予定です。

 

みんなの雪割草

去年の春に地域の皆さんと植えた雪割草が、3月中旬から4月末まで見事な花を咲かせてくれました。雪割草の株は知り合いが分けてくれたもので、「どんな花が咲くか分からないよ」と言っていました。咲いてみると、色とりどりでとてもかわいい!!なんと100株以上もありました。

中には千重(せんじゅう・せんじゅ)咲きの花もあり、分けてくれた人も「そんな株もあったっけ!?」とびっくりしていました。

また来年も楽しめるように、草刈りや木陰づくりの管理をしっかりしようと思います。

 

 

除雪車と満開の桜

桑取は4月中旬が桜の見頃でした。くわどり湯ったり村の駐車場にたたずむのは、今年あまり出番のなかった除雪車。毎年、雪から人々の安全を守ってくれる大切な除雪車に「この冬もお疲れ様でした。ありがとう!」と、満開の桜がねぎらいの言葉をかけているようです。あるだけで安心感を与えてくれる除雪車は、皆の生活を見守るようにドン!と構え、ピカピカに輝いていました。

きのこのコマ打ちをしました

去年秋に、新潟ろうきんの皆さんにコマ打ちしてもらった木は、市民の森の杉林の木陰に置いてあります。今年の秋に出るかな?来年の春になるかな?待ち遠しいですね!徐々にほだ木を増やしていこうと、4月17日にシイタケとナメコのコマ打ち作業を行いました。シイタケのほだ木は正善寺地区で伐採したナラの木を分けていただき、ナメコのほだ木は冬に伐倒したサワグルミを使いました。ドリルで穴をあけて、コマ(菌)をげんのうで打ち込んでいく作業なのですが、今回はちょっと欲張ってシイタケ、ナメコともに10本ほどのほだ木を用意し、コマも500個くらい使いました。太々とした木なので、たくさん出るといいな(笑)!

 

市民の森動物調査にて

4月9日に野紫木洋先生にお越しいただき、市民の森の動物調査を行いました。例年クマが出没する箇所にセンサーカメラを設置し、動向を調査します。クマが春一番に食すというヒメザゼンソウはまだ食べられていませんでしたが、いよいよクマが動き出す季節です。

少雪のせいか、今年はシカの食害が多く、数本の木の皮が剥がされていました。

ここ数年イノシシも増え続け、足跡やフンはもちろん、大きな穴もあちこちに空いています。

ですが、この時期センサーカメラに一番良く写っているのは、山菜目当ての人々です。山には必ず所有者がおりますので、山菜採り禁止の場所には立ち入らないようご留意ください!

棚田の用水清掃

4月12日に中ノ俣の用水清掃に参加しました。棚田を潤してくれる水の路をキレイにする作業です。今年は残雪もなく、あまり崩れているところもありませんでしたが、それでも泥や落ち葉などで水路が埋まっています。子どもたちも頑張って、スコップをふるっていました。

彼らのお楽しみはカエルやドジョウなどの生き物探しなんですが、今回はヤゴとクロサンショウウオの卵がたくさん見つかりました!