夏のふるさと探検

毎年恒例の子どもイベント・「夏のふるさと探検」!今年は昼食作りができないので、「昔の遊び道具を作って遊ぼう!」をテーマにものづくりを行いました。弓矢作りでは、自分で取ったネマガリタケに縄やヒモをかけて弓を作り、矢は10数年前に刈ったヨシを利用して作りました。カッコよく構えて矢を放つと、結構遠くまで勢いよく飛びます。段ボールの的に刺さると大喜びでした。

水鉄砲は細い竹にスポンジやサラシを巻いて押し棒を作ります。太い竹の節に穴を開けて組み合わせれば完成です。こちらも水が勢いよく飛び出し、最初は遠慮がちに遊んでいた子どもたちも、そのうちお互いにびしょ濡れになるほどの水合戦になりました。「水が漏れないようにするにはどうしたらいいの?」と、あれこれ工夫する姿も見られました。小刀やノコギリなどを使って「自分で作ったもので遊ぶ」という、当たり前のようで今は難しくなった体験を、十分満喫できたのではと思います。

夏のふるさと探検のお楽しみと言えば、やっぱり森遊び!木陰のハンモックやブランコもゆったりできて気持ちいいのですが、シンプルに木登り・木渡りが一番人気かな?

「もう6年生だから、来年は来られない」と、つぶやいた常連さんに、「中学生になったら、ボランティアさんで来て小学生と遊んでよ!」とお願いしたら、「絶対来るよ!」と笑顔で応えてくれました。1日を通じて、「自分のことは自分でやる!!」といういろいろな経験が詰まった「夏のふるさと探検」。大人になっても、心のどこかに「楽しかったなぁ」と思い出してもらえるとうれしいです。