ろうきん森の学校・森林整備ときのこコマ打ち

10月の初旬から中旬、この時期お楽しみといえばヤブタケ(ナラタケ)ですが、今年はほとんど見かけることがなく、残念ながらきのこ狩りはお預けとなりました。今回は新潟ろうきんの若手の皆さんが参加し、ネマガリタケ林の整備の続きと、きのこのコマ打ちを行いました。7月に整備を始めたネマガリタケ林ですが、まだまだ奥が深く、ツルも多く巻き付いています。灌木や余分な竹を切り出し、すっきりとした林にしました。

シイタケとナメコのコマ打ちは今年で3年目になります。昨年、ナメコが発生し、今年も今か今かと楽しみに待っています。講師の石川正一さんからは、「このシイタケのホダ木は皮をめくるとちゃんと白い菌が入っているから、100%出てくるよ!ナメコの菌は黄色っぽいんだけど、これもちゃんと入っているよ。」と太鼓判を押していただき一安心。じっと待つのも、自然との付き合い方なのだな、と感じました。

お昼時にはヤブタケ汁とほかほかご飯をいただき、ちょっとのんびりタイム。もりもりデッキやササユリの丘は、休憩タイムには欠かせない憩いのスペースとなっています。

作業の合間には、ろうきんの皆さんと地元講師の皆さんが和気あいあいと話をする場面も見られました。作業を共にして、時と意義を共有し、充実したひとときを過ごせたのではないかと思います。