ろうきん森の学校 「稲刈りとハサかけ」

(2024.9.21)

ろうきん森の学校として角間の棚田で米作りをして6年目になりますが、講師より「今年のろうきんさんの稲は、いい稲になったな!」と合格点をもらったのは始めてです!ちょっと重たげに頭を垂れた稲穂はよく実りました。連日の雨のため、足元が悪かったのですが、稲を刈る人、束ねる人、運ぶ人、など分担しながらスムーズに作業が進みました。遠くのハサ場までは、大人数ならではの「稲運びリレー」にて、稲が手渡しでどんどん送られていきました。米も良い出来ですが、稲わら部分も太くて長くて、とてもよいワラです。ハサで干された稲は、米はもちろん、籾もヌカもワラも捨てるところがありません。子ども達は講師にワラで縄をなってもらい、お土産にワラストラップを作って大喜び!作業後のお楽しみバーベキューで春と秋の活動を振り返り、棚田での稲作の大変さと喜びを分かち合いました。

第21期 棚田学校 第6回「稲刈りとハサかけ」

(2024.9.15)

夏の大雨に打たれた稲ですが、黄金色の穂をつけ、収穫の時を迎えました。当日は雨予報でしたが、午前中は雨があたらず、気持ちよく稲刈りができました。稲刈り鎌で刈り取る瞬間の「ざくっ」という音が、稲刈りの醍醐味です。雨続きでぬかるんだ田んぼに足を取られて苦労しましたが、大束を抱えてハサまで運んで山積みにすると、実りを実感できました。雨が降る中でのハサかけとなりましたが、子どもも稲渡しや稲投げを手伝い、それぞれの稲カーテンを作り上げていました。刈り終わった田んぼやハサの近くには、おこぼれを目当てにさっそくハトやカラスがやってきました。2週間ほどハサにかけて乾燥させてから、脱穀、籾すりを行い、玄米となります。ハサを見上げながら「何キロくらいのお米になるかな?」と楽しみにしています。

ちょいワラ体験会 9月報告 ~青ワラ自由創作~

(2024.9.7)

8月に引き続き、青ワラを使った自由創作活動を行いました。七宝編みのミニスイカ入れを作る人、あわじ結びの飾りを作る人、宝船の試作など、それぞれが作りたいものに取り組みました。最近は、講師から教わるというよりも、自分たちで解説本を見たり、作り方を考えたり、工夫したりしながら作品作りができるようになりました。また、参加者がいつの間にか「先生」になって作り方を教えている、ということも増え、それぞれが得意なものを教え合うというスタイルが定着しつつあります。キーホルダーのような小物でも米俵のような大作でも、「わらからこんなモノが作れるんだ!」という驚きと喜びは共通です。次回は、稲穂やトウガラシを使って、秋のわら細工を楽しみたいと思います。

 

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第21期 棚田学校 第5回「ハサづくり・アゼクサ刈り」

(2024.8.25) 先月から作業時間をフレックスタイムに変更し、朝早くからアゼクサ刈りを始めています。早朝の田んぼはすがすがしく、とても気持ちよく作業ができました。今回は、9月に刈る稲を干すための「ハサ」を作りました。このハサづくりのために、ハサの古い縦木を入れ替え、準備万端です。ハサの下部から、横木となる竹を縦木にヒモで縛っていきます。 竹を抑える人、ヒモを切る人、縛る人、それぞれ分担して進めました。ヒモを緩みなくしっかり縛ることが重要です。時々、講師に「こんなんじゃハサから落っこちるぞ!」とダメだしされながらも、何とか予定通りにハサを作り終えました。お昼には新築の第2展望台で子ども達がスイカ割りを楽しみ、皆でみずみずしいスイカをいただきました。9月の収穫を楽しみにしています!

 

ちょいワラ体験会 ~青ワラで自由創作~

(2024.8.24) 8月10日に、中ノ俣の棚田で育てていた古代米のワラを青田刈りしました。深い田んぼに足を取られ、一苦労でしたが、おかげさまで無事収穫でき、乾燥後の青ワラはパリッと張りがあり、とても良い香りがします。今回はその青ワラを使い、それぞれ自由創作活動を行いました。小学生も2名参加してくれましたが、なわないも上手にこなし、また本を見ながら熱心に根気よく作品作りに取り組んでいました。青ワラは穂の軸がないためとても柔らかく、縄にしてもしなやかです。その柔らかさを活かして、コースターや鍋敷きにしたり、飾りに仕上げたりしました。毎年12月には、この青ワラを使ってしめ縄やお正月リースを作りますが、「今年は宝船にも挑戦しよう!」と、意気込んでいます。お楽しみに!

 

 

第21期 棚田学校 第4回「タノクサ取り・昼食交流会

(2024.7.21)先月、きれいに草刈りした田んぼの畔には、また雑草が元気に伸びてきました。もちろん、それに負けないくらい田んぼの稲も水面を隠すほどに大きくなり、8月初旬の出穂が楽しみです。今回は「フレックス作業」ということで、朝早くからの作業も可能にしました。暑い日差しをさけ、涼しい時間帯に作業を行い、お昼はしっかり休憩!ということで、4月からこれまでの作業を振り返り、皆さんから一言、感想をいただきました。「春に植えた小さな稲がぐんと大きくなってびっくり!」「切れる鎌で草刈りすれば作業がはかどる」「用水清掃に参加して、田んぼに水が来るのは大変なことだと分かった」など、労を分かち合いました。昼食は環境学校にて笹寿司やくじら汁を堪能し、暑さと心地よい疲れが癒やされました。また、角間の棚田には第2展望台が増設されました。ぜひ夏の棚田にもお寄りください!

中ノ俣 角間用水清掃

(2024.6.23) 地元の方々と棚田学校の有志の皆さん、かみえちごスタッフの協働作業にて、用水の草刈り作業を行いました。あいにくの雨模様でしたが、用水を覆い隠すように繁茂した草を、刈払機や鎌で刈りながら、用水がつまらないように草をさらげていきました。用水の取水を止めて作業を始めたのですが、途中から強まった雨が用水に流れ込み、勢いよく流れていきました。途中、草が詰まっていたり泥がたまっていたりすると、そこで水がたまってしまい用水から溢れだしてしまうこともあります。また、その溢れた水が土手の土を洗い流して穴を開けてしまったり、用水を決壊させてしまうことも。用水の水管理や掃除をしていると、「水は田を潤す恵みでありながらも管理を怠ると危険要素にもなる」、ということを強く実感すると同時に、この大切な角間用水の歴史ももっと知りたいな、と感じました。

 

第21期 棚田学校 第3回「タノクサ取り・アゼクサ刈り」

(2024.6.16) 田植えからおよそ1ヶ月、稲も元気に伸びています。田んぼの中の雑草(タノクサ)も稲と競争するように顔を出していますが、それより勢いがいいのは畦の雑草(アゼクサ)です。タノクサは、稲の株周りを一株ずつ手でかき混ぜるようにしてガス抜きをしたり雑草を絡め取ったりします。アゼクサは鎌で刈り取りますが、効率よく疲れずに刈るには、「良く切れる鎌を使う」ことが大前提です。休憩がてら鎌研講習を行い、切れ具合を確かめながら作業を進めました。今年2年目の方々は、「鎌も上手く研げたし、今年はきれいに早く刈れました!」と、ステップアップを実感していました。午後からは電柵張りを行い、害獣対策もバッチリです。子ども達は、田んぼの生き物調査を行い、稲の他にもいろいろな動植物を育んでいる田んぼの環境に関心を持って遊び回っていました。

 

 

ろうきん森の学校「田植えボランティア」

(2024.5.25)今回の田植えには、新潟ろうきんおよび東京の労金連合会の方々にご参加いただきました。昨年と同じ、2枚の田んぼにコシヒカリを植えましたが、人数も多く、さらに何年か続けてご参加の方もいて、とても手際よく丁寧に植えていただきました。初めての方にとって、植えることよりも難しいのは「田んぼの中の移動」のようで、田んぼ長靴を履いていても「足が抜けない!」と身動きがとれなくなる人が多かったです。美味しいお米を育てるのも大事なのですが、棚田で耕作することで周辺の環境や景観が守られている、ということを理解するのも大切なことです。秋の収穫まで、季節により表情を変える棚田を楽しみながら、田の草と戦いながら(笑)、稲の生長を見守りたいと思います。

第21期 棚田学校 第2回「田植え・畦の草刈り」

(2024.5.19)ちょっと肌寒さを感じる日でしたが、時折青空ものぞく田植え日和となりました。10名以上の団体もおり、たくさんの人が集まった棚田はとても賑やかになりました。2年目以上の皆さんは、慣れた手つきでビビラで線を引き、スイスイ苗を植えていきます。今年初めてご参加の方々は、膝下まで埋まる田んぼに身動きがとれず、ビビラを持って歩くだけでも一苦労です。それでも1人1人の作業量に合わせた小さな田んぼには、整然と苗が並び、植え終わると達成感があります。ちょっとヒマを持て余した子ども達は「レンコン植え」を手伝いました。水を張った田んぼに穴を掘り、地域の方に分けていただいたレンコンを深く植えます。レンコンが浮いてこないように、深植えするのがポイントだとか。ちょこんと葉っぱが顔を出しているレンコンですが、夏には花を咲かせてくれるかな?お米以外のいろいろなお楽しみも、棚田の魅力ですね。