ちょいワラ体験会 6月報告 ~初めてでもできた!縄ない体験~

(2025.6.1) 6月は初めて参加する方が数名おり、初心者組みは基本の「縄ない」からスタートしました。わらをすぐる(わらの不要な葉を取り除く)、わらを叩いて柔らかく・強くする、という材料の準備から始まり、いよいよ縄ないです。両手に持った数本ずつのわらを手のひらで転がすと、「より」がかかり、わらがねじり合わされます。これを繰り返すと縄になるのですが、わらの転がし方やわらを持つ位置など、ちょっとしたことに気をつけると、スイスイ縄をなうことができます。そのコツをつかむまでは、肩に力が入り、手に汗握りながら必死です。なった縄をヒモでつないで鍋敷きやコースターを作ったのですが、参加者の一人は、ひたすら長く縄をない続けていました。どうやったらきれいで丈夫な縄をになるか、考えながら真剣に取り組んでいる姿がとても新鮮でした。「気持ちを整えて制作に望む」という意味でも、縄ないは大切な作業だな、と感じました。

ろうきん森の学校・新潟地区 「田植えボランティアとちまき作り」

(2025.5.24)

今回の田植えには、新潟ろうきんおよび東京の労金連合会の方々にご参加いただきました。初めての方も多かったのですが、経験者の手ほどきを受けながら、、田植えはスムーズに進みました。「もっとたくさん植えられるよ!」という頼もしいご提案もいただいたので、来年は面積を増やしてお待ちしております!労金連合会の皆さんは田植えの他にちまき作りも体験しました。ここ上越のちまきは、チマキザサというササで三角コーンの形を作り、中ノ俣産のアクデンというもち米を詰めて、もう1枚のササでフタをします。さらに、また地元で「ミチシバ」と呼ばれる細い草をヒモ代わりにくるくる巻いてしばり、二等辺三角形の形に仕上げます。「ちまき」と言えば「蒸す」というイメージのようですが、こちらのちまきは1時間ほど茹でて出来上がりです。味付けはしていないので、きなこをつけて食べるのが定番ですが、そのままでも笹の香りともち米の甘みを楽しむことができます。全て中ノ俣産の材料で作ったちまきは、美味しいおみやげになりました。

        

   

第22期 棚田学校/棚田サポーター 第2回「田植え・畦の草刈り」

(2025.5.18)

ちょっと風が強くなりましたが、幸いに雨に当たらず田植えを進めることができました。田んぼにビビラで線を引き、その線の上に、数本の苗を等間隔に植えていきます。田植機はその間隔がおよそ15cmとのことですが、「手のひら一つ分」くらいと思って植えると良い感じです。ところが、いつの間にかどんどん間隔が狭くなってしまいます。「たくさん植えた方が・・・」と思うのですが、本数も間隔も適当でないと、その後の稲の生長が妨げられてしまいます。今は小さな苗でも、1~2ヶ月ほどすれば背も高く株も大きくなるので、稲の生長力を信じて、水管理や草取りなどの手入れを進めていきたいと思います。今回の田植えには、棚田サポーターの皆さんからもご協力いただき、わら細工に使用する青ワラ用の苗を植えてもらいました。子ども達も頑張ってビビラで線を引き、深い田んぼにも負けずに田植えをしてくれました。田んぼでの泥遊びや棚田を駆け回る姿も微笑ましく、棚田を探検しながら、いろいろな発見をしていました。

ちょいワラ体験会5月活動報告 ~フカグツ作り、小物作り~

(2025.5.6 )令和7年度に入ってから初めて、横畑にある「ちょいワラ工房」にて体験会を行いました。田植えが始まった爽やかな景色を眺めながら作業を進めました。数ヶ月続いているフカグツ作りは、完成した片方に合わせて、もう片方を編み進めていきました。一足完成させた方は、「嬉しくてご報告です!」と言って、お知り合いに写真を送っていました。初心者組はなわないも上手くできるようになり、釜敷き作りに挑戦しました。かなり長い縄をなうのですが根気よく編み進め、それをすぐりワラで作った芯に絡(から)げていきます。絡げ方(編み方)は単純なのですが、ひとつ間違えてしまうと戻るのが大変です。編み目を確認しながら慎重に編み進め、一日がかりで釜敷きを完成させました。「縄から形のあるものを作り上げるって、楽しいですね」とのご感想をいただき、「次はフカグツにチャレンジできるかな!?」と意気込んでいました!

角間用水清掃「落ち葉掻き・泥上げ」

(2025/4/6・20)

角間の棚田へ水を運ぶ大事な水路「角間用水」の清掃を2日間に分けて行いました。棚田学校の参加者と地元住民が集まり、冬の間に側溝に貯まった落ち葉や、雪解けで流れ込んだ砂泥を掻き出しました。天候は両日ともに小雨がぱらつき少し冷え込む中での作業となりました。日当たりの悪い斜面は残雪が側溝を覆うトンネルとなっている箇所もあり雪堀をする場面もしばしば …。作業も終盤に差し掛かり上流から水が流れて来る様子を見ると思わず「やり切った!」と感慨深くなりました。今年も順調に水が流れ、棚田を潤してくれることを願います。作業のあとは金左衛門でなおらいをして作業の反省や今後の展望などを話して仲を深めました。

 

第22期 棚田学校 第1回「畦かち・畔塗堆肥まき」

(2025/4/5/4・13) 22年目を迎えた棚田学校。今年度は継続の方8組と新規メンバー2組を迎えて計10組での活動となります。5日は、新規の方向けに説明会を行い、13日に第一回目の活動を行いました。あいにくのお天気の中、冬の間にモグラやカエルが畦に開けた穴をカケヤでたたいてふさぐ「畦かち」と畔を盛りなおして綺麗にする「畔塗り」を行いました。昼食は環境学校に移動して暖かい味噌汁を頂きました。午後は棚田の上を流れる用水の清掃を行って、1回目の活動を終えました。初参加の方は「思ったよりも力が必要で難しいですね」と話していました。




第22期 棚田学校の参加者を募集します!

チラシはこちら→R7棚田学校チラシ

中ノ俣の角間地区の棚田(農林水産省「つなぐ棚田遺産」登録地)で、自分の区画で年間を通して米づくりを学ぶ「棚田学校」の第22期参加者を募集します。稲作の技術を学びたい方、棚田作業を通じて仲間との交流や自然体験を満喫したい方、いろいろな楽しみ方ができます。ご家族・お仲間でのご参加も大歓迎です。第1回目は開校式と田起こしを行います。

*4/5(土)9時より、市民プラザにて参加者説明会を予定しています。
●日時:4月~11月までの月1回(全8回開催)
★第1回…4月13日(日) 9:30~15:30
●場所:上越市中ノ俣 角間の棚田
●参加費:1区画(1アール)38,000円
(講師代、苗代、収穫した米代、棚田管理費、肥料代、道具貸出代、資料代、保険料を含む)
※収穫したお米はすべて持ち帰れます
●定員:15区画
●申込:3月10日(月)から受付開始、定員になり次第〆切
●申込み:かみえちご事務局025-541-2602またはkamiechigo@nifty.com

R7棚田学校チラシ

 

ちょいワラ体験会 12月報告 ~リース、しめ縄、宝船作り~

(2024/12/1,14,16)

12月は新年に向けての制作が大忙し!リース作りではクリスマスとお正月兼用の玄関飾りが人気でした。しめ縄作りではリピーターのベテラン組が初めての人を指導する姿もあり、継続して行っている講座の成果が見えてきました。今回は外国人の方の参加もあり、日本の歴史や文化にも興味を持ってわら細工に臨んでいる姿勢が印象的でした。今年、どうしてもやってみたかった「宝船」作りにちょいワラ部会のメンバーが取組みました。宝船につきものの俵は3つ重ねるのですが、3つとも同じ大きさに作るのが難しいようです。鶴や亀などもわらで作ったり、扇をつけたり、またメンバーが作ってくれた粘土細工のセンリョウや梅などを飾ったりして、とても華やかになりました。来年の干支「巳(へび)」の置物も好評で、皆それぞれにかわいらしく仕上げました。良い年が迎えられそうです!

第21期 棚田学校 第8回「畔の修繕と新米交流会」

(2024.11.17)

今年最後の棚田学校では、田んぼの畔の修繕を行いました。春の畦塗りと同じ要領なのですが、畔の中でも低くなった場所を見極め、そこに畦塗りクワで土を盛っていきました。土よりも稲刈りした後に残る「カブツ」が大事な材料です。カブツと土を一緒に畔に盛り、カブツが飛び出さないようにまたその上からカブツを重ねて整えて、という作業を繰り返しました。また、子ども達とチャレンジしたレンコン掘りでは、小さなレンコンが数個採れただけでしたが、こちらは来年度に期待したいと思います。その後はお楽しみの新米交流会です。今年も持ち寄りの「ご飯のお供」とともに、きのこ汁にぬか釜ご飯などごちそうが並びました。今回は「お米の食べ比べ」と称して、中ノ俣で収穫した①新米コシヒカリ、②古米コシヒカリ、③新米つきあかり、を食べ比べて当ててもらうコーナーを作りました。お楽しみコーナーのはずが、みなさん真剣そのもの(笑)!意外にも②古米コシヒカリが美味しい!という人も多く、上手に保存することも美味しさの秘訣なのかも!?と思いました。

第21期 棚田学校 第7回「ハサ壊しと側溝清掃」

(2024.10.27)

稲刈り後、約2週間ほどハサにかけて干した稲は、脱穀・籾摺りを終えて、美味しいお米になりました。今年は稲の倒伏に悩まされながらも、量も質も上々でほっとしています。今回はハサを解体して収納する作業と、水路となった側溝の清掃作業を行いました。側溝清掃では側溝脇に生えている苔や草を刈り、水の流れが妨げられないように水路内をきれいにさらげました。どちらの作業も手早に進み、予定外の場所の片付けや掃除も終わらせていただきました。作業後はさぞかしお疲れかと思いきや、帰り際にそれぞれの田んぼで収穫した「新米」を受け取り、ずっしりとした重みに思わず笑みがこぼれました。「お米を車に載せての帰り道はとても幸せいっぱいでした!」とうれしいお言葉もいただきました。11月にはこのお米を美味しく味わう「新米会」を予定しています。