お外でご飯は美味しい!

この上越地域でタケノコと言えば「ネマガリタケ」。モウソウダケのように太いタケノコではなく、細いタケノコです。笹林を下からのぞくと、にょっきりネマガリタケが生えています。

ネマガリタケのタケノコ汁は上越の初夏の味!具材に何を入れるかはそれぞれですが、地元の人は「ジャガイモにタマネギ、しいたけににんじん、何でも入れるけど、やっぱりタケノコ汁には、サバ缶が合うね~!」と言います。味噌汁にサバ缶?と思うかもしれませんが、タケノコには油モノが相性がよく、タケノコの風味と甘みがより引き立ちます。うちの子どもはサバ缶が苦手なので、かわりに豚肉を入れます。最後に溶き卵を流し入れて完成!野外でとりたてを大鍋で煮るのが定番です。

具だくさんのタケノコ汁

このタケノコ汁におにぎりもいいけれど、先日、ぬか釜で炊いたご飯をいただきました。ぬか釜は籾殻(もみがら)を燃料にした炊飯器で、釜に入れた籾殻に火を付けると燃え尽きる頃にちょうどいい加減でご飯が炊き上がっている、というスグレモノです。ご飯はツヤツヤモチモチで、ただでさえ美味しい中ノ俣のお米がさらに輝いて見えます。何より、野外でワイワイみんなで食べるご飯は格別ですね!

ほかほかの湯気があがるぬか釜ごはん